京都の天王山中腹にあるアサヒビール大山崎山荘美術館に行く。落ち着いた紅葉の景観に出会う!
大山崎山荘は、実業家・加賀正太郎が昭和初期に自ら設計、デザインして建てた英国風の建物です。戦後加賀正太郎の没後に荒廃し、取り壊して高層マンションを建設する計画があったが、保存運動が高まり1996年に美術館として開館しました。
美術館のコレクションの中核は、アサヒビールの創業者として知られる山本為三郎の収集したコレクションです。
運営はアサヒグループ芸術文化財団が行なっています。
アクセス
駐車場はありません。JR山崎駅そばにタイムズの有料駐車場があります。
美術館にいく方はここに駐車してるようです。
山崎駅や駐車場から徒歩で約15分の上り坂でした。
美術館にいく途中にあるレストハウス
営業時間
10:00~17:00 休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
入館料:大人900円 高校生500円 小・中学生は無料
残念ながら館内は撮影禁止です。
2017年9月16日~12月10日まで有元利夫展ー物語をつむぐ を開催しています。
美術館2階の喫茶室テラスから淀川を挟み、向かいの男山と紅葉の絶景を見ることができました。
喫茶室テラスから見た絶景
館内は重厚で優雅な雰囲気を残した洋風建築でした。2階へ続く踊り場には女性像の描かれたステンドグラスが目を引きました。
また当時の先端をいく設備を備えた貴賓室のバスルームなども見学できました。
この山荘を建設した実業家・加賀正太郎はどれだけすごい人だったんだろうと思いを馳せました。
そばには豊臣秀吉と明智光秀が覇権をかけた山崎の合戦「天下分け目の大決戦」で有名な天王山があります。
現在はハイキングコースとして多くの人が楽しんでいます。
JR山崎駅近くの「レストランTagami」でイタリアンランチをいただきました。
生パスタが美味しかった。
今日のワインはチリの「コノスル ピノ・ノワール」!1000円以下で愉しむワイン選び⑱
ピノ・ノワール(色★★・酸味★★★★★・タンニン★★)
フランスブルゴーニュ地方の銘酒ロマネ・コンティで知られる品種。カベルネ・ソーヴィニヨンよりも冷涼な気候を好み、軽いタイプのものから、パワフルなものまで様々な個性を出します。
味わいはカベルネソーヴィニヨンと異なり、タンニンは控えめで、酸味が一歩リードして感じられる。
☆コノスル ピノ・ノワール ヴェラエタル
原産国 チリ 赤 ミディアムボディ
アルコール度 14%
品種 ピノ・ノワール
鮮烈なチェリーやプラム、ストロベリーの香りにオーク樽で熟成されたトーストの味わいがある、複雑で豊かな味わいの赤ワインです。
色は淡いガーネット色。
香りは赤系果実のラズベリーのような酸味に由来する爽やかさ。
味はタンニン控えめで、その分酸味が爽やかに感じあっさりしている。
地鶏のロースト、ヒレカツ、パスタ料理に合う。
「ワインのかた想い」
渋味が押さえられているので、あっさりしているが、物足りなさを感じる。
コノスル カベルネソーヴィニヨンのほうが好きなタイプです。
(ワインの知識)
バニラ
らん科の常緑つる草。未熟の果実から食品用の甘い香りの香料。
京都のおもしろ発見!「紫式部の墓所」と災禍除けの「水火天満宮」に行く
紫式部の生まれた場所は、京都の蘆山寺(京都御苑の東側)で、紫式部の墓は、堀川鞍馬口にありました。
京都市北区紫野西御所田町
市バス「堀川北大路」下車 徒歩スグ
注意しないと通り過ぎてしまうほど、ひっそりとした小さな墓所で、横には小野篁の墓もありました。
ひっそりとしていますが、境内の中は花や線香が絶えず、手入れが行き届いているようです。
ご利益は文章がうまくなる、縁結び、恋愛運、美容、仕事運。
「水火天満宮」は水火天神社」とも呼ばれていました。
アクセス
市バス 「天神公園前」下車スグ
水火天満宮は、都の水害、火災を鎮めるため、醍醐天皇の勅願で、道真の師でもあった延暦寺の尊意僧正に命じ、水火天満宮として建立した。
水難・火難、災禍除けの神として知られる。
もともとは京都市上京区上天神にあったが、堀川通りの拡張のため昭和25年現在地に移転した。
境内には、道真が降り立ったといわれる「登天石」や「出世石」、「子宝・安産の玉子石」などが祀られている。
ご利益は、水難、火難、災禍除け、奇瑞の霊験として盗難、失踪、雷火、また子宝、安産等。
公園の横に位置し、境内は小さく、神主さんの住居らしきものが鳥居をくぐると目の前にあり、落ち着いて見学できませんでした。
今日のワインはチリの「コノスル カベルネソーヴィニヨン ビシクレタ」!1000円以下で愉しむワイン選び⑰
☆コノスル カベルネソーヴィニヨン ビシクレタ(ヴェラエタル)
原産国 チリ 赤 フルボディ
アルコール度 13.5%
品種 カベルネソーヴィニヨン
ラベルに描かれた自転車(ビシクレタ)は、日々ペダルをこいで畑を周り、環境に配慮したブドウ作りを行なうコノスルのシンボルです。
コノスルはコルク臭がしないように、また環境に配慮して、スクリューキャップに切り替えています。
コノスルヴェラエタルシリーズは、原料として利用したブドウの主要品種を85%以上使用しています。
ヴェラエタルシリーズは果実味が中心となり、オークの香りはほとんど目立たない。
コノスルカベルネソーヴィニヨンは、鮮烈なカシスやブラックベリー、チェリーなどの香りとわずかにオーク香が感じられる深い味わいのワインです。
サーロインステーキ、熟成したチーズ、パスタなどの料理に合います。
「今日の感じ」
チリワインの中でも値段と味において最も人気のワインです。
渋味やコクを味わえる重厚さと、色は濃い紅紫色。
香りはバニラ香。
味は濃縮感と酸味、タンニン(渋味)のバランスがよく、たっぷりの果実感が味わえます。ボリューム感があり、満足のいくワインでした。
(ワインの知識)
ヴェラエタルとは
ブドウ品種表示ワイン。ニューワールドで多く見られる「カベルネソーヴィニヨン」や「シャルドネ」といったブドウ品種の名前をつけたワインのこと。EUで販売する場合は、そのブドウを85%以上使用しなければならない。
では次回またお会いしましょう。
苦しみを抜いてくれる「釘抜地蔵」へ行く
釘抜地蔵(くぎぬきじぞう)。正式名は石像寺(しゃくぞうじ)です。
京都西陣そばの京都市上京区千本通上立売上花車町に位置する小さなお寺です。
アクセス
市バス 「千本上立売」下車 徒歩約3分
本殿
石像寺は弘法大師・空海によって819年に創建されたお寺です。
諸々の苦しみを抜き取ってくれるお地蔵様ということから、「苦抜地蔵」と呼ばれるようになりました。その後「くぬき」がなまり「くぎぬき」の名前で知られるようになりました。
(五鈷杵)魔や厄を払う法具。自分が悪いことをしたことがここで悔い改められます。
(この宝玉をさわり、願い事が成就するよう願う。)
また釘抜地蔵と呼ばれるようになった由来として、別に伝説があります。
室町時代にある商人が両手の痛みに悩まされ、様々な治療を行ないましたが、痛みは治まらず、苦しみを抜いてくれると評判のお地蔵様に7日間願掛けを行ないました。7日目の夜お地蔵様が夢の中に現れ、「この痛みはお前がわら人形に釘を打ち、人を呪った報いだ」と手の甲に刺さった恨みの釘を抜き、2本の釘を見せました。目覚めると両手の痛みが治っていました。急いで石像寺に行ってみると、お地蔵様の前に血のついた2本の釘がありました。商人はお地蔵様に感謝して、100日間お礼参りをしました。
それ以来、体や心の痛みの治癒に願掛けをする人が全国から絶えずに訪れるようになりました。
苦しみがなくなった人は、2本の八寸釘と釘抜きを貼り付けた絵馬を奉納する慣わしとなりました。
本堂の壁面には、苦しみから解放されたお礼の約1000枚の絵馬がぎっしりと奉納されており、ご利益の程が伺えます。
(お礼の絵馬)
平日に行ったので観光客の姿も少なかったのか、地元の方が休憩所でのんびりしている雰囲気の中で、ゆっくりと参拝できました。
今日のワインはチリの「テラノブレ カルメネーレ」!1000円以下で愉しむワイン選び⑯
☆テラノブレ カルメネーレ
原産国 チリ 赤
アルコール度 13.5%
品種 カルメネール
チリを代表するブドウ品種カルメネールの個性を生かし、アメリカンオークで1ヶ月熟成させ、果実味とボディとのバランスがとれた味わいがテラノブレの魅力です。
香り味わい共にベリー系の見事な凝縮感と柔らかいタンニン、果実味たっぷりの味わい。
「今日の感じ」
酸味と渋味のバランスがとれているので飲みやすい。時間がたつほど(空気にふれるほど)甘さを感じるようななる。
☆テラノブレ メルロ
原産国 チリ 赤 辛口
アルコール度 13.5%
品種 メルロー
よく熟したブドウの味わいがストレートに感じられる派手なチリのメルロ。
酸味が少なく、その分果実味の滑らかな渋味がある。
「今日の感じ」
カメネールよりも酸味や渋味のパンチを感じるが、反面コクをあまり感じなかった。
(ワインの知識)
ジェネリック・ワイン
スポーツの守護神・球技の神様といわれる「白峯神宮」へご参拝
白峯神宮は、明治天皇が創建した京都市上京区飛鳥井町に位置します。
スポーツの神様、球技の神様として有名です。
アクセス
市バス 「堀川今出川」下車すぐ
地下鉄 「烏丸今出川」下車 西へ徒歩約10分
白峯神宮は、「保元の乱」で配流となっり亡くなった崇徳天皇、「藤原仲麻呂の乱」で配流となっり亡くなった淳仁天皇を祭神として祀っている。
白峯神宮の社地は、蹴鞠の宗家であった公家「飛鳥井家」の屋敷跡地です。
飛鳥井家の祖先である藤原成道が、1000日の間、鞠を落とさずに蹴る祈願をした際に現れた神様を「精大明神」として祀られており、球技をはじめとするプロ選手や学生のスポーツ関係者が技術の向上や必勝祈願に訪れています。
サッカーの日本代表選手が必勝祈願に来たことで有名です。
境内には、サッカーをはじめ野球やバスケットボール、バレーボールなど多数のボールが奉納されています。
地主社の横には「蹴鞠の碑」があり、この蹴鞠の碑の「撫で鞠」を一周回すと球運を授かるといわれています。
また境内には、弓道・武術の神様「伴緒社(とものおしゃ)」があります。
保元の乱において崇徳天皇側についた源為義と弓の名手と知られる源為朝の親子が、弓道・武道の上達の神様として祀られています。
(一口メモ)
神宮と神社の違い
神宮とは天皇や皇室に関係が深い一部の社のみに使われる社号で、全国でも二十数社しかありません。(伊勢神宮とか)