大阪梅田のお初天神と大阪ステーションシティ・グランフロント大阪、新梅田食道街
JR大阪駅界隈に好天に誘われて行ってみました。
お初天神と2011年にリニューアルした大阪ステーションシティとグランフロント大阪、新梅田食道街を紹介します。
近松門左衛門の「曽根崎心中」ゆかりの地として有名な「お初天神」は、正式名称を露天神社といいます。
元禄16年(1703年)に、この神社境内で遊女「お初」と平野屋の手代「徳兵衛」が心中した事件を題材に、近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書き上げました。以後お初にちなんで「お初天神」と呼ばれるようになったということです。
多くの人の涙を誘うこの作品は、その後も繰り返し上演され、今も恋の成就を祈願しに多くの人が訪れています。
(本殿)
露天神社の由来は、菅原道真が筑紫へ左遷される途中に詠まれた歌「露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思いいずれは」
に因るといわれています。
絵馬には、お初と徳兵衛のイラスト入りのハート型の恋愛成就の絵馬と、美人祈願の絵馬があります。
(ノースゲートビルから見たJR大阪駅)
JR大阪駅のサウスゲートビルとノースゲートビルの駅ビルをドーム屋根でつなぐ巨大複合施設が、大阪ステーションシティです。サウスゲートビルは、大丸百貨店やホテルグランヴィア大阪が中核となっている。ノースゲートビルは、ルクアやJR大阪、
三越伊勢丹が中核になっている。
(ノースゲートビル5Fの「グリーンステーションパーク」)時空の広場
3月15日~4月10日までの期間限定で、春を感じさせる桜のオブジェが設置されています。
(ノースゲートビル11Fにある「風の広場」)
水が流れ、開放感のある空間です。エスカレーターで10Fまで行き14Fの天空の農園までは結構時間がかかります。
(ノースゲートビル14Fの「天空の農園」)
1,500㎡のスペースに野菜畑や茶畑などがある。11階から約130段ほどの階段を上っていかないといけません。
グランフロント大阪は、南館と北館に分かれている複合施設です。
北館B1Fには、世界のワイン博物館や世界のビール博物館があります。また6階には深夜4時まで遊べる「はしご酒・飯」のウメキタフロアがあります。また、北館には産官学の拠点「ナレッジキャピタル」を開設し、380席ある多目的劇場や国際会議や大型展示会を開催できる3,000人収容のコンベンションセンターも設けられている。
南館には、ファッションから飲食店まで266店舗の専門店が入居しています。7階~9階には、日本全国から選りすぐった36店舗のレストランがあります。
(北館6F近畿大学水産研究所)マグロの養殖で有名な近畿大学が経営するマグロ料理専門店です。オープン時に幸運にも食することができましたが、行列がいつまでも続いていてなかなか食することが難しいと聞きました。現在はそうでもないようでした。
グランフロント大阪北館6Fクライミングジム 今ブームのボルダリングができるジムです。
(うめきた広場から見た梅田スカイビル)空中庭園で有名な梅田スカイビルは、外国人の観光客に大人気で、JR大阪駅から徒歩約10分ほどで行くことができます。
庭園の入園料金は、大人1,000円となっています。
(新梅田食道街)マルマン 安くて美味しいと評判の店です。
(新梅田食道街)串かつ松葉は、まだ昼間ですがいつも満員です。串かつは100円~
新梅田食道街は、JR大阪駅の隣に位置し、いつもサラリーマンや常連客で賑わっています。1950年(昭和25年)12月に旧国鉄時代の退職者救済事業として設立された。
たこ焼きの店「はなだこ」にも行列の人だかりができていました。