京都の「矢田寺」と「香の老舗鳩居堂」、新京極の安産守護の「染殿地蔵院」
矢田寺は京都一の繁華街寺町京極近くにある小さなお寺です。
平安時代のはじめ、奈良県の矢田寺の別院として創建され、現在の地に移されたといわれています。
本尊の地蔵菩薩(矢田地蔵)は、地獄で亡者を救う地蔵として人々の信仰を集めています。
また、当寺の梵鐘は六道珍皇寺の「迎え鐘」に対し、「送り鐘」と呼ばれ、死者の霊を迷わず冥土へ送るために撞く鐘として人々から信仰されています。
精霊送りには、多くの参拝者が訪れています。
矢田寺を北に20m程行くと、書画用品・香の老舗専門店があります。
鳩居堂は、1663年京都の本能寺前に薬種問屋として創業しました。
お香、書画用品、、はがき、便箋、金封、和紙製品の老舗専門店です。
一般の店とは一味違った京都らしさのある商品を置いています。
店内を見るだけでも楽しいですよ。
京都の新京極通の四条通脇に「安産守護染殿地蔵尊」の石碑が建っています。そこを入ると染殿地蔵院があります。
気をつけて探さないと、気づかずに通り過ぎてしまいそうなお地蔵様です。
もう一つ入り口があり、四条通に面した和菓子「林万昌堂」の店舗の中を通って参拝するのも、いかにも京都らしいと感じました。