京都・高台寺から「三面大黒天」へ
高台寺ねねの道の向かいに「三面大黒天」が位置しています。
ここは高台寺塔頭の圓徳院の境内になります。拝観は無料で自由に参拝することができます。
毎月3日には縁日が開かれているそうです。
ここに安置されている三面大黒天は、秀吉が念持仏としていつも懐に忍ばせていたと伝えられています。
この秀吉の出世守り本尊「三面大黒天」は、大黒天・毘沙門天・弁財天の三天合体の強力な尊像です。
三面大黒天には、顔が3つあり、中央には金運の神「大黒天」、向かって左には最強武神の「毘沙門天」、右には芸術や音楽を司る「弁財天」が融合しています。
(ご利益)
出世ー天下人にまで上り詰めた豊臣秀吉が信仰した。
金運ー大黒天、毘沙門天、弁財天にはいづれも財宝に関するご利益があるとされています。
勝負運ー大黒神は本来戦闘の神とされている。毘沙門天にも必勝祈願のご利益があるとされています。
五穀豊穣・良縁
出雲大社に祀られる大国主と大黒天は同一視されており、同様のご利益があるとされています。
境内にはカフエや土産物店があり、お寺の雰囲気があまりない感じでした。
奥に行くと「ねねの小路」があり、京都らしい情緒溢れる石畳を感じながら「石塀小路」へと歩きました。