京都おもしろ発見!「源義経ゆかりの西陣にある首途(かどで)八幡宮」に行く
首途八幡宮のもとの名は「内野八幡宮」といい、大分・宇佐八幡宮より勧請して祀られた八幡宮です。
アクセス
市バス 「今出川大宮」下車 徒歩約5分
地下鉄 「今出川」下車 徒歩約15分 拝観自由
源義経が平氏からの難を逃れるため、金売吉次の手引きで鞍馬山から奥州平泉の藤原秀衡のもとへ逃げて行く際に、道中の安全を祈願して、この八幡宮に立ち寄りました。
金売吉次(かねうりきちじ)とは、奥州で産出される金を京で商うことを生業としていた伝説の商人です。
鳥居をくぐると細長い境内が続き、「源義経奥州首途之地」と書かれて石碑があります。
本殿の前に、八幡宮の神の使いとして崇敬される鳩の手水舎があります。
それゆえ、「岩清水八幡宮」や「鶴岡八幡宮」にも八幡宮のシンボルとして鳩が祀られています。
旅行安全の神様、方位の神様として古くから崇敬を集めています。
小さな八幡宮です。隣が公園で春には、桃や桜が見られるそうです。
私が行ったときには参拝者は一人もいなくて、ひっそりとした穴場の名所です。