京都の宇治、世界文化遺産登録の「宇治上神社」編
平等院の鎮守社として長く崇拝されてきた神社です。正式名は「宇治離宮明神」です。
宇治上神社の本殿は日本最古の神社建築です。
(清めの砂)
鳥居を抜け、小さな石橋を渡ると正面に拝殿が目に入ります。拝殿の左右には、円錐の「清めの砂」が盛られています。
この清めの砂は、授与所で購入することができます。ご利益は土地の神様を沈める効果があるそうです。
(本殿)
「本殿」は拝殿の裏にあるので、忘れずに参拝しましょう。中に入ることはできませんが、囲い越しに中を見ることができます。中には応神天皇、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)、仁徳天皇の三人が祀られています。
学問の神様として信仰されている菟道稚郎子が祀られていることもあり、学業成就、受験合格祈願のご利益があるとされています。
(桐原水、宇治七名水で唯一現存する)
また拝殿の右手には手水舎として利用されている、宇治七名水の一つ「桐原水」が湧き出ています。
(岩神さんといわれ、小石を積んで落ちないと願い事が叶うらしい。)
境内には、多くの末社や摂社があります。
(春日社)藤原一族の守護神
(厳島社)
近くには、世界遺産の平等院鳳凰堂や宇治公園(塔の島・橘島)、縣神社、宇治市源氏物語ミュージアムなど観光スポットが隣接しているので、平日でも観光客で賑わっていました。