今日のワインはチリの「カーラ カルメネール」1000円以下で愉しむワイン選び(№28)
★カーラ カルメネール
原産国 チリ 赤 ライトボディ
アルコール度 13%
品 種 カルメネール
カルメネールはフランスのボルドー原産の赤ワイン用のブドウ品種。現在はボルドーでは殆ど見られず、チリやイタリアで栽培されています。
メルローと混同されていたため、カルメネールと認知されるようになったのは最近のことです。
深い色調が特徴で、赤い果実の香りの中にスパイスやベリー系の香りがある。
味わいは、メルローに比べてタンニン強めのしっかりとしたアロマを感じる。
カベルネソーヴィニヨンと比べるとタンニンは柔らかく、繊細な味わいのワイン。
熟した果実からはスパイス香がチェリーのようなフルーティな香りと重なり、やや紫色を帯びた美しい赤色のワイン。
この品種から造られるワインは、若いうちに飲むのが適しているとされる。
赤果実のアロマにほんのりとバニラの風味を感じ、口に含むとレッドベリーやコショウ・スパイスの味わいがします。タンニンはソフトでフィニッシュはエスプレッソのようなニュアンスを感じます。
「ワインのかた想い」
口に含むとスパイスの味わいがきついと感じたが、セカンドティストから果実の甘味が加わり、芳醇な飲み口の低価格でお手頃ワインでした。
(ワインの知識)
霧が多い場所ではブドウにポトリティス菌の一種の貴腐菌がつき、皮に穴を開けしわしわの状態になる。糖度が上った果実からは極甘口のワインが造られる。高価なワイン。
では次回またお会いしましょう。