猛暑の中、京都瀧尾神社に日本最大級の龍彫刻を拝観と京都タワーのフードホールでワインの暑気払い
京阪電車またはJR奈良線の「東福寺駅」から北へ5分ほど歩くと住宅街の中に突然大きな鳥居(2箇所あります)の瀧尾神社が現れます。こじんまりとした境内には、参拝者は誰もいませんでした。ゆっくりと参拝できる穴場です。
瀧尾神社の創建は不明ですが、平安時代以前に創建されたともいわれています。応仁の乱に一度焼失しています。現在の本殿は江戸時代に完成したものです。
鳥居を入った左には、オートセンサーで水が流れる手水舎があります。その目の前に拝殿があり、目的の天井龍がありました。龍の絵の天井は見たことがありますが、天井一杯の8メートルにも及ぶ龍の彫刻は、日本で最大の迫力あるものでした。この龍は、江戸時代の彫刻家九山新太郎の作品です。
拝殿
龍頭(大丸百貨店の1F店頭に展示)
参拝した日は、龍の頭がない。どうしたことかと見回すと、7月26日から7月末まで龍頭は京都の大丸百貨店に貸し出しと書いてあるではないか。後日大丸に行ってみました。大丸と瀧尾神社の関係は、大丸百貨店の基礎を築いた創業者が呉服の行商に行く前に毎朝欠かさず瀧尾神社に参拝して大成功をしたから、「仕事運アップのパワースポット」として知られています。
本殿
瀧尾神社の境内社には、金比羅宮、瀧尾天満宮、大丸繁盛稲荷、愛宕神社、妙見宮と並んでいます。
大丸繁盛稲荷
境内社前には、三嶋神社があります。子授けと安産の神様で、祈願所の隣には陰陽の石(男石と女石)が祀られています。ご利益は夫婦和合、子授懐妊。
三嶋神社(ご利益:子授け、安産、夫婦和合)
陰陽の石
社殿には、猿やうさぎ、龍、獅子、麒麟などの立体感のある躍動的な彫刻がいたるところにあり、空いているのでゆっくりと鑑賞することができます。
龍みくじ、うなぎの絵馬
うなぎ絵馬は、子授け、安産の御礼に奉納する絵馬です。
拝観無料
瀧尾神社参拝のあと、京都タワーの地下1階のフードホールでワインで暑気払いしました。地ビールや餃子、焼肉をいただきました。
マルケス デル トゥーリア
フルボトル税込み3132円でした。スペインワインで軽くて旨みの少ないワインでした。
スペインバレンシアDOの格付けワイン。
商品コメント
実在の貴族、トゥーリア侯爵からその名称の使用を許可された逸話を持つワイン。夏の果実を想わせるブーケと柔らかな余韻が楽しめます。