京都の宇治は平等院だけじゃない!「宇治神社・宇治上神社」もあるよ。
宇治神社は、明治維新まで隣接する宇治上神社と共に二社一体で、それぞれ離宮明神上社・下社と称した。
紅葉
祭神は「菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)」「応神天皇」「仁徳天皇」
(拝殿前にある学問の神様 智恵の輪を潜って、稲穂の実のように沢山の智恵を授かり、実りある生活を送れるように参拝)
菟道稚郎子は応神天皇の皇太子でしたが、兄である「大鷺鷯尊(おおさざきのみこと)後の仁徳天皇」と皇位を譲り合い、入水自殺して兄に皇位を譲ったと伝えられています。その後、仁徳天皇によって神霊を祀ったのが宇治神社の始まりとされています。
(桐原殿)
アクセス
(兎の手水舎)宇治七名水の一つ桐原水
神使の兎の由来「みかえり兎」
菟道稚郎子がこの場所に住まいを定め、河内の国からの途中、道に迷い困っていると兎が現れ、振り返り振り返り先導したと伝えられています。
また、菟道という字を「うぢ」と読み、後に「宇治 うじ」となったといわれています。
(みかえり兎のお守り 中におみくじが入っています)
宇治神社の境内には、百人一首で有名な「喜撰法師の歌碑」があります。
「わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり」
表情が笑っているような珍しい狛犬像がありました
小さな境内ですが平等院のそばにあるからか、平日でも外国人の観光客や参拝者が結構いましたが、ゆるりと見学できます。開運や学問の神様としてご利益がある。
では次回宇治上神社をご紹介します。