今日のワインはフランスの「ラ・ブーロット」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№65)
★ラ・ブーロット
原産国 フランス(ACボルドー)
アルコール度 12.5% 赤
商品コメント
若々しい赤紫色で、濃い色合いの中にヴァイオレット色の輝きが見られるスミレの花のような色調。ブラックベリーやクランベリーの香り、そしてイチジクのコンポートにウッディなスパイスと、変化に富んだ香りが楽しめます。
アタックから強く出た酸味が十分な果実味と一体化し、程よいメリハリが感じられるワインです。
「ブドウのかた想い」
甘酸っぱい果実香。まず酸味が口中に広がり、淡いタンニンのスッキリとした喉ごしが楽しめるワインでした。肉料理によく合いました。1680円。
(ワインの豆知識)
乾杯するときはワイングラスを合わせてはいけない。
ワイングラス同士音を立てて乾杯しないのがマナーです。
高価なワイングラスは繊細で割れやすいので、ステムの部分を胸の高さまで持ち上げて、相手の目を見て「乾杯」というのが正式なマナーです。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「シャトー・フォンタラビー’16」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№64)
★シャトー・フォンタラビー’16
原産国 フランス
アルコール度 13.5% 赤 フルボディ
商品コメント
豊かな果実味と溶け合って、飲み心地のよさとなっていいます。
はっきりしたタンニンは空気に触れ、時間とともにまろやかになっていきます。
料理:牛サイコロステーキウスターソース、鴨のコンフィによく合います。
「ブドウのかた想い」
深い果実香。飲み口がマイルドで心地よいタンニンが広がるやさしい味わいのワインでした。
(ワインの豆知識)
ワイングラスを廻す方向
ワインの香りを際立たせるためにワイングラスを廻すことを「スワリング」といいます。
廻す方向は右に持つ場合は、時計と反対方向に廻します。左に持つ場合は時計廻りにまわします。
それは、誤って人にかけてしまわないため。廻す回数は2~3回程度。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「ヴュー・シエーヌ・キュヴェ・アマデュラ’15」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№63)
★ヴュー・シエーヌ・キュヴェ・アマデュラ’15
原産国 フランス
アルコール度 13% 赤 フルボディ
品 種 メルロー59%、カベルネソーヴィニヨン39%、カベルネフラン2%
商品コメント
黒系のベリー、ザクロの香りに動物的なニュアンスも。
酸味、果実味、タンニンがストラクチャー豊か。それらがひとつにまとまり、ボリュームのある味わいになっています。
2020年くらいに開けるのが楽しみなワインです。
料理:牛サーロインステーキ、豚スペアリブ醤油とバルサミコの漬け焼きによく合います。
「ブドウのかた想い」
芳醇な果実の香り。
あっさりとした飲み口、バランスの良い酸味。余韻に淡いタンニンとアルコール感が長く続きます。どんな料理にも合いそうなワインでした。
1980円。
(ワインの豆知識)
ニューワールドのワインの上級ものの識別
ワインのラベルにリザーブ・エステート・シングルヴィンヤードなどと書かれているのが上級もののワイン。
リザーブは一定基準を満たしているワインの称号。
シングルヴィンヤードは「単一畑」を意味し、選ばれた区画で採れたブドウのみを使って造ったワイン。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「レ・ムーラン・デュ・シュド’16」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№62)
★レ・ムーラン・デュ・シュド’16 (IGPメディテラネ)
原産国 フランス
アルコール度 13.5% 赤 フルボディ
品 種 グルナッシュ、シラー
商品コメント
淡い色調の中に朱色の輝きが鮮やかで、赤スグリの実を連想させます。
ブルーベリー、コンポートのチェリーの香り。
アーモンドなどの木の実のスパイスの後にコケモモの香りも、酸味とタンニンのバランスがよく、その間を果実味が流れるようなアタックを楽しめます。
料理:ビーフシチュー、豚バラ肉のトマト煮によく合います。
「ブドウのかた想い」
滑らかなあっさりとした喉ごし、余韻に酸味とタンニンが細長く続きます。
1380円。
(ワインの豆知識)
ワインとパンと水
ワインの伴としてパンや水は口の中をクレンジングしてくれる役割があります。
またレモン、ライム、柚子などの柑橘類は料理にかけると口中の不快臭を和らげてくれ、料理の幅も広がります。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「シャタン・ド・コライユ・キュヴェ’16」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№61)
★シャタン・ド・コライユ・キュヴェ’16(ACコート・デュ・ローヌ)
原産国 フランス
アルコール度 14% 赤 フルボディ
品 種 グルナッシュ、シラー
商品コメント
ブラックベリーやコンポートのチェリーの香り。
しっかりとした酸味とボリュームのある果実味が溶け合い、アタックから力強い果実味が出ています。
料理:ビーフステーキ赤ワインソース、ローストチキンによく合います。
「ブドウのかた想い」
濃い果実味と柔らかな酸味がバランスよく、余韻にほのかなタンニンとアルコール感が続きます。1480円。
(ワインの豆知識)
ワインの味わいの要素
① 果実味
果実味はブドウの育った環境によって強弱が出てくる。
果実味が強いのは暖かいニューワールド。弱いのは北ヨーロッパのワイン。
② ワインの辛さ
ワインの辛さはブドウの育った環境によって強弱が異なる。
辛口ワインは涼しい地域の北ヨーロッパ。
辛さを感じにくいのはニューワールドのワインで、果実味タイプ。
③ 酸味
酸味はワインの欠かせない特徴的な味わいです。
甘味が強いと酸味が弱く感じるので、果実タイプのワインは酸味を感じにくい。
ワインの酸味は複数の有機酸から構成されていますが、鋭く感じるものの一つがリンゴ酸、まろやかに感じるのが酒石酸。
冷涼な地域ではリンゴ酸が多く含まれ、温暖な地域ではリンゴ酸が減っていく。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「レ・トロワ・ムーラン’16」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№60)
★レ・トロワ・ムーラン’16(IGPメディテラネ)
原産国 フランス
アルコール度 13.5% 赤 フルボディ
品 種 グルナッシュ、シラー
商品コメント
明るい赤紫色。淡い色調の中に朱色の輝きが鮮やかで、赤スグリの実を連想させます。
ブルーベリー、コンポートのチェリーの香り。
アーモンドなどの木の実のスパイスの後に、コケモモの香りも。
酸味とタンニンのバランスが余韻までスムーズな味わいです。
料理:ビーフシチュー、豚バラ肉のトマト煮によく合います。
「ブドウのかた想い」
心地よい酸味が口中に広がり、果実味とほのかなタンニンの余韻が続きます。
1280円。
(ワインの豆知識)
濃い赤ワインのブドウ品種
・マルベック(フランス南西地方、アルゼンチン産地)
「黒ワイン」といわれるほど限りなく黒色に近い濃い色。パワフルな渋味のリッチな味わいは、濃厚な赤ワイン好きにぴったり。
・シラーズ(南仏、オーストラリア、カルフォルニア、南アフリカ産地)
黒味かかった濃い色からはしっかりとした果実味、酸味、渋味のある濃厚な味わい。
・カベルネソーヴィニヨン(原産地フランス)
タンニンが豊富で程よい酸味、それに伴う完熟した果実の甘味のバランス。しっかりとした渋味のワイン。
ジャムのような甘い香りと味わい。軽いフルーティなものから濃厚なものまでカルフォルニアを代表する品種。
味わいは甘味を思わせる香りと裏腹に、しっかりとコクのある男性的な辛口ワイン。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「ジョベール」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№59)
★ジョベール(ACボルドー)
原産国 フランス
アルコール度 13% 赤 フルボディ
商品コメント
赤紫色を残す濃いガーネット色。綺麗な広がりを見せ、深紅の花をイメージさせます。
ブラックチェリー、コンポートのラズベリーの香りに、湿った下草の香り。
アタックから酸味と甘味が力強い味わいとなって印象づけています。
果実味もフレッシュながら心地よく、後口の甘苦さも印象的なワインです。
料理:ローストチキンビーツソース、チンジャオロースによく合います。
「ブドウのかた想い」
果実の香り。酸味が口中に広がり、喉ごしはあっさりとして時間とともにスッキリとしたタンニンの余韻が続く。1280円
(ワインの豆知識)
酸味を感じる代表的なワイン。
・ピノ・ノワール (黒ブドウの中でも最も偉大な、魅力的な品種)
味わいはタンニン控えめ、酸味が一歩リードして感じられる。
・ネッビオーロ (イタリアの偉大なワイン)
味わいはタンニン・酸とも強め。
・サンジョヴェーゼ (イタリア、ブドウの中心的存在)
味わいは酸味が強くタンニンも程ほど。
ではまた次回お会いしましょう。