今日のワインはスペインの「ライセス シラーレセルバ」1000円以下で愉しむワイン選び(№44)

ライセス シラーレセルバ

原産国 スペイン  赤フルボディ

アルコール度 13%

品 種 シラー

色★★★★★、タンニン★★★★★、酸★★★、アルコール★★★★

生産者であるボディガス・フェルナンド・カストロ社はスペイン バル デペーニャス地方において最も古くから存在するセラーの1つです。

グラスに注ぐと上品な花の香りと調和した甘美なラズベリーの香りが豊かに広がります。口に含むと力強く、しっかりとしたフルボディの味わい、心地よいタンニンがふくよかに口中を満たしてくれる飲み応えのあるワインです。

ハンバーグやステーキ、ビーフシチュー、熟成したチーズなどに合います。

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「ワインのかた想い」

ラズベリーの甘酸っぱい香りとともに、口に含むとスッキリしたタンニンがじゅわっと広がり、スパイシーな余韻を感じます。飲みやすいワインでした。

(ワインの知識)

アルコール度

アルコール度12%以下は、飲み心地のよさ、軽快さをより感じられる数値。

フレッシュでシンプルな構成の軽快な飲み口のワイン。

アルコール度14%以上は、重たさ、凝縮感、濃厚さ、飲み応えを感じられる。

アルコール感のあるしっかりとした飲み口のワイン。(フルボディ)

ではまた次回お会いしましょう。

今日のワインはニュージーランドの「シレーニ セラーセレクション」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№24)

★シレーニ セラー セレクション スパークリングロゼ

原産国 ニュージーランド

生産者 シレーニ・エステー

アルコール度 12.5%

品 種 ピノ・グリ、メルロー

日本で一番売れているニュージーランドワイン、シレーニ。

メルローを使用したアロマティックでチャーミングな味わいのロゼスパークリング。

明るいルビー色、ラズベリーのフレッシュな味わいがベースになり、アロマティックで軽やかなタンニンを感じるフルーティなスタイル。

よく冷やして飲むのがお薦めです。

生ハムやサーモンのソテー、チキントマト煮、中華料理に合います。

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「ワインのかた想い」

雛祭りなので、ロゼのスパークリングワインを飲んでみました。

甘いフルーティな香り。飲み口はスッキリして、少しタンニンを感じ、辛口で飲みごたえのあるロゼワインでした。

(ワインの知識)

ロゼワインは何故ピンク色

その理由は造り方にあります。

1つには、赤ワインと白ワインを混ぜる方法。

2つめは、黒ブドウ品種を使って造る方法から、様々な造り方に分かれる。

代表的なものは以下の3つです。

・ブドウの皮と種を果汁と一緒に発酵させ、少し色が着いたら皮と種を取り出し、さらに発酵させる。

・赤ワイン造りの副産物として生まれた方法。赤ワインを造る過程で水分を減らすために果汁を引き抜き、水分を減らすことで濃縮された赤ワインができる。その引き抜いた果汁がロゼワインとなる。

・黒ブドウの皮と種を取り除き、果汁だけを発酵させる方法。

ではまた次回お会いしましょう。

今日のワインはチリの「カサス デル トキ」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№23)

★カサス デル トキ テロワール セレクション アッサンブラージュ

原産国 チリ  フルボディ

アルコール度  14%

アッサンブラージュとは、複数の異なるブドウ品種をブレンドして1つのワインを造る意味。

ブドウが収穫された土地の特徴がよく表れているシリーズ。

産地であるそれぞれの渓谷の微妙な違い・バランスが良く強烈で長い余韻がある。

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「ワインのかた想い」

複数のブドウ品種をブレンドして造られたワインですが、品種は分かりませんでした。

甘さが残りすっきりとしなくて、好みに合わないワインでした。好き嫌いが、はっきりするワインと思います。

(ワインの知識)

アロマ(ワインの香り)

第一アロマとは、果実由来の香り

第二アロマとは、発酵に由来する香り

第三アロマとは、熟成に由来する香り、または「ブーケ」とも呼ぶ。

ではまた次回お会いしましょう。

 

 

 

今日のワインはスペインの「ピニョレット ガルナッチャ」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№22)

★ピニョレット ガルナッチャ D.O.モンサン

原産国 スペイン    ミディアムボディ

アルコール度 14%

品 種 ガルナッチャ

熟した果実の香りと若さを思わせる逞しい香りとが共存する。

味わいはふくよかで大らかなボリューム感とコク、柔らかでタンニンと果物の種子のようなほのかな苦味が口中にじんわり続いていく。

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「ワインのかた想い」

濃厚なベリー系の香り、口に含むとあっさりと喉をすべっていきアルコール度の高さがじんわりと感じられる。時間とともに酸とタンニンのバランスがよくなり滑らかな余韻の飲み口が続くワインでした。

(ワインの知識)

ワインは体にいいは本当か

赤ワインに含まれているポリフェノールは体にいいといわれています。

ポリフェノールは黒ブドウの果皮や種子に含まれる成分でタンニン・アンドシアニン・カテキンの総称。

ポリフェノールの効能は、体に取り込まれた酸素が老化や病気の原因となる活性酸素に変化し、体に影響を及ぼすことを防ぐ抗酸化作用をもちます。

アンチエイジング(老化防止)、生活習慣病の予防、血液サラサラにする効能があります。

ではまた次回お会いしましょう。

 

「弘法大師・空海」ゆかりの東寺・弘法市を訪ねる

映画空海が2月24日から上映されています。この映画は、夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」の日中合作の映画化です。

内容は、留学のために唐に渡った若き日の空海が、詩人白楽天とともに唐の都長安を揺るがす巨大な謎に迫る歴史スペクタクル巨編。

今回、映画に行く前に空海の知識をおさらい

弘法大師空海は、讃岐の国(香川県)に生まれる。幼名は佐伯眞魚(さえきのまお)といい、都に出て僧の道を志します。四国や和歌山で山岳修行を行い、奈良などの寺院で仏教を学びました。

その修行中に遣唐使として唐に行くチャンスが訪れ、最澄(日本天台宗の開祖)と共に唐に行き「密教」を学びました。空海は20年かかる密教の勉強をわずか2年でマスターして日本に戻ります。そして真言宗を開いたのです。

その空海の功績が認められ醍醐天皇より弘法大師の名前を授かりました。

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東寺の縁日 弘法市に行ってきました。

東寺では弘法大師空海の命日の3月21日を期して毎月21日に、多数の露店が出店しています。骨董や古着、ガラクタ、食品などが売られています。

外国人にも人気ですごい人盛りでした。昔と比べると食べ物の店が多くなったと思いました。

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リニューアルした京都タワーに寄ってみました。

2階は和菓子作りや寿司の握り方、八つ橋手作りなどの体験フロアー。

地下1階には、フードホールが19店舗あり、フードコートになっていました。

ワインもハーフボトルからフルボトルまでお手頃価格でありました。

 

今日のワインはイタリアの「モンテプルチアーノ ダブルッツォ」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№21)

★モンテプルチアーノ ダブルッツォ オーガニック

原産国 イタリア 赤 辛口

生産地 アプルッツォ

アルコール度 12.5%

品 種 モンテプルチアーノ 100%

イタリアICEA認証のオーガニックワイン

熟した果実味と柔らかな渋味が調和した味わいです。

フローラルな香り、柔らかい渋味と熟した果実味でまろやかな口当たりです。

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「ワインのかた想い」

ベリー系の甘酸っぱい香りとともにすっきりとした酸味の柔らかい喉越しのワインでした。タンニンは少なく、喉越しがよく飲み飽きしない一品でした。

チーズや生ハムによく合いました。

(ワインの知識)

フルボディー味の濃い・濃厚な・コクのある・重厚な・豊かな・ふくよかなといった意味

ミディアムボディー中程度のコク、程よいといった意味。程よいコクがあり、料理に合わせやすい万能タイプ。

ライトボディー軽快な、軽い、薄めのといった意味。低価格帯野ワインに多いため安物に見られがちだが、上質なワインにも存在する。渋味の少ないタイプが多い。

初心者には最も適したワイン。

ではまた次回お会いしましょう。

今日のワインはブルガリアの「ロゴダジ」1000円以下で愉しむワイン選び(№43)

★ロゴダジ

原産国 ブルガリア  赤 フルボディ

アルコール度 13.5%

品 種 カベルネソーヴィニヨン60%、カベルネフラン30%、メルロー10%

ブルガリアはヨーグルトで有名ですが、あまりワインでは聞かないブルガリアワインを初めて飲んでみました。

商品名のロゴダジとはブルガリアにある村の名前。

実は、ブルガリアはワイン造りに関しては、トラキアと呼ばれていた三千年前以前からワイン造りが行なわれていて、世界最古のワイン産地の一つだそうです。高品質でコストパフォーマンスの高いワインとして世界から評価されています。

深いルビー色で、熟した果実のふくよかな香りが魅力です。口当たりはやさしくタンニンがしっかりした飲みごたえのあるワインです。

ステーキ、煮込み、ローストビーフなど肉料理に合います。

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「ワインのかた想い」

完熟したフルーツの香り、飲み口はバランスの良い酸とタンニンがスーッと口の中に広がるシルキーのような飲み口でした。滑らかなタンニンが余韻に残るお薦めのブルガリアワインでした。

(ワインの知識)

スパイシーな

こしょう、シナモン、しょうがなどスパイスのアロマが感じられるワイン。

ではまた次回お会いしましょう。