京都の南山城村「道の駅」と奈良の山添村「フォレストパーク神野山」
京都で雄一の村、南山城村に道の駅「お茶の京都みなみやましろ村」が4月15日グランドオープンするので、行ってきました。
雨が降ったり、日が射したりと不安定な天候の中、予想通り車も人も大混雑でした。イベントも色々やっていました。地域特産の天然のメダカを売っていましたが、その値段の高さにびっくりしました。
地場産品を求めて、レジは長蛇の列ができており、村風土食堂は2時間待ちの状況でした。南山城村といえばお茶なので、「村茶」を飲んでそうそうに退出しました。
地場野菜
(村茶)
昼をかなり過ぎていたので、昼食をもとめて「フォレストパーク神野山(こうのやま)」へ行きました。
食事処「映山紅(えいざんこう)」で少し遅い昼食をとりました。
山添村の特産「大和茶」、地元野菜にこだわったメニューのなかで、「茶まぶし」「茶がゆ」「茶そうめん」「里山ランチ」などの中から茶そうめんを注文しました。茶そばはよくありますが、茶そうめんは初めて食べました。さすがそうめんの里、奈良ですね。
(茶そうめんセット)860円と良心的な値段とボリュームがあり、美味しくいただきました。茶がゆセットは760円。また、店内やテラスから見える景色は絶景でした。定休日は水曜日(祝日の場合は翌日) 営業時間 10:00~16:00まで
(映山紅のテラスから遠くは青山高原が望める)
食後は、そばにある神野山ハイキングコースに挑戦しました。神野山(標高618.8m)は県立月ヶ瀬神野山自然公園に指定されています。
ハイキングコースは、①めえめえコース(約15分)②天の川コース(約40分)③てんまるコース(約50分)の3コースがあります。
②の天の川コースから③てんまるコースを下ってきました。
木の階段を登っていくと、神野山山腹に鍋倉渓があり、大小の岩々が幅約25m、長さ約650mにわたる不思議な景観に出会い、中腹では伏流水の音が聞こえてきます。
名前の由来は、堆積した岩のそれぞれが黒くすすけた鍋の底を連想させるので鍋倉渓と呼ばれているそうです。これらの大石は、昔々神野山の烏天狗と伊賀の青葉山の烏天狗が喧嘩をして、青葉山から投げられた大石だそうです。地方に残る伝説はロマンがありますね。
②天の川ハイキングコース
(鍋倉渓)
次に天狗岩に到着しました。写真に撮ってみると、岩と岩の間に「どんずり坊(戎さん)」の霊が現れると言われています。また、それぞれの岩の形が男女のシンボルの様にもみえ、それらが寄り添って豊饒の祈りを捧げたようにも見えるといわれているそうです。
山頂の展望台からみた絶景。360度の大パノラマが広がり、京都・奈良・三重を一望することができます。毎年5月には、つつじ祭りが開催され多くの人が訪れるそうです。また、夜は天体観測・星空スポットの名所として人気が高い場所となっています。
アクセス
車:大阪方面から 名阪国道神野口IC下車約3.6km
京都方面から 京奈和自動車道→国道24号線→県道80号線
バス:奈良駅→北野バス停下車徒歩30分(奈良駅より約90分)
新大阪駅北口・梅田駅→国道山添(高速バス1日5便110分)