年の瀬を迎え勝負の神様「藤森神社」へ勝運を授かりに行く

藤森神社は約1800年神功皇后によって創建された皇室ゆかりの神社です。

平安時代神功皇后が軍旗・兵具を納め塚を造り、神まつりしたのが始まりとされ、桓武天皇平安京遷都に際し、弓兵政所とした。

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5月5日に行なわれる「藤森祭」は駈馬(かけうま)神事や神輿の巡行、武者行列が練る。菖蒲の節句発祥の神社として知られ、端午の節句に武者人形を飾る風習はこの行事に由来するといわれています。

※菖蒲は「尚武」→「勝負」に通じ、「勝運を呼ぶ」に繋がるといういわれから。

勝負事の神様(勝負運を授かる神社)、勝運・馬の神社として競馬関係者が参拝しています。

また、境内には約3500株の紫陽花苑があり、6月の最盛期には大勢の人が訪れています。

アクセス

京都市伏見区深草に位置する。

京阪戦車「墨染駅」下車 徒歩約10分

JR「藤森駅」下車 徒歩約5分 

市バス「藤森神社前」下車スグ

南門から広く長い境内を進んで行くと拝殿があり、その奥に本殿があります。

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本殿には中座・東座・西座の三座にたくさんの御祭神が祀られています。

本殿の右手には「旗塚」・「不二の水」・「七福神があります。

旗塚は、神功皇后の軍旗が埋納されています。

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塚の上にあるイチョウの株は「いちいの木」(いちの木さん)と呼ばれ、参拝すると腰痛が治るといわれています。

「不二の水」

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「二つとない美味しい水」という意味の「不二の水」は、地元の人たちの水汲み場として人気のスポットです。この日もペットボトルを5本持った方が水を汲んでいました。

藤森七福神は、伏見五福巡りの1つです。

(藤森七福神

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 長建寺ー商売繁盛、大黒寺ー出世・開運、乃木神社ー学業、御香宮神社ー開運厄除・安産守護

5月5日の前日には、この神鎧像の前で神事が行なわれます。

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節句の武者人形には藤森の神が宿るといわれ、その象徴として神鎧像が建立されました。 

藤森神社には競馬関係者が奉納する大きな絵馬が飾られています。また、境内には絵馬舎があります。

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本殿左手にある勝運の神様

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境内には宝物殿があり、鎧や様々な武具、馬の置物が陳列されていました。

無料で拝観できるのも嬉しいですね。