今日のワインはオーストラリアの「リトルペンギン シラーズ」!1000円以下で愉しむワイン選び⑳
オーストラリアのシラーズ(色★★★★★・酸味★★★・タンニン★★★★★)
オーストラリアでは、ラベルに品種表示したブドウは85%以上使用しなければいけません。香りはシラーの特徴でもある香辛料よりも、果実の香り・チョコレートのような香。フルーティで、厚みのあるワインです。
★リトルペンギン シラーズ
原産国 オーストラリア 赤 ミディアムボディ
アルコール度 13.5%
品種 シラーズ
力強く輝きのある明るく鮮やかな赤紫色の色合い。チョコレートやスパイスの香、そしてジューシな苺のアロマが溢れます。
バーベキュやチーズの料理に合います。
「ワインのかた想い」
酸味はあまり感じない分渋味を感じるが、時間がたつほど空気にふれ甘味を感じるワイン。
後味はすっきりしていて、飲みごたえのあるワインでした。
同じリトルペンギン ピノ・ノワールを№⑥で紹介しています。是非飲み比べしてください。
(ワインの知識)
樽香
樽の熟成によってつけられた香り。赤ワインの場合、バニラ・焼いたスパイス、その他香辛料の香りを添加する。
アメリカの樽やフランスの樽によって香りが変わる。フランスの樽が最もバニラ香を付ける。
ではまた次回お会いしましょう
京都おもしろ発見!「源義経ゆかりの西陣にある首途(かどで)八幡宮」に行く
首途八幡宮のもとの名は「内野八幡宮」といい、大分・宇佐八幡宮より勧請して祀られた八幡宮です。
アクセス
市バス 「今出川大宮」下車 徒歩約5分
地下鉄 「今出川」下車 徒歩約15分 拝観自由
源義経が平氏からの難を逃れるため、金売吉次の手引きで鞍馬山から奥州平泉の藤原秀衡のもとへ逃げて行く際に、道中の安全を祈願して、この八幡宮に立ち寄りました。
金売吉次(かねうりきちじ)とは、奥州で産出される金を京で商うことを生業としていた伝説の商人です。
鳥居をくぐると細長い境内が続き、「源義経奥州首途之地」と書かれて石碑があります。
本殿の前に、八幡宮の神の使いとして崇敬される鳩の手水舎があります。
それゆえ、「岩清水八幡宮」や「鶴岡八幡宮」にも八幡宮のシンボルとして鳩が祀られています。
旅行安全の神様、方位の神様として古くから崇敬を集めています。
小さな八幡宮です。隣が公園で春には、桃や桜が見られるそうです。
私が行ったときには参拝者は一人もいなくて、ひっそりとした穴場の名所です。
今日のワインはチリの「エスパシオ メルロー」!1000円以下で愉しむワイン選び⑲
原産国 チリ 赤 ミディアムボディ
アルコール度 13%
品種 メルロー
黒胡椒の香りを伴う、完熟した赤果実やプラムのアロマ(果実香)に甘味がある滑らかなタンニンを感じさせる。
ローストビーフやグリルドポーク、パスタ料理に合います。
「ワインのかた想い」
イオンでチリの500円以下のワインでした。色は濃い赤紫色。香り、酸味、コクともあまり感じられなかった。そのぶんタンニン(渋味)を強く感じます。
よく言えばあっさりしたワイン。
(ワインの知識)
トースト感
トーストされた樽で熟成されたワインが持つ味わい。
フィニッシュに焼いたキャラメルの香りを感じることができれば、トーストの香りがあると表現されます。
では次回またお会いしましょう。
京都の天王山中腹にあるアサヒビール大山崎山荘美術館に行く。落ち着いた紅葉の景観に出会う!
大山崎山荘は、実業家・加賀正太郎が昭和初期に自ら設計、デザインして建てた英国風の建物です。戦後加賀正太郎の没後に荒廃し、取り壊して高層マンションを建設する計画があったが、保存運動が高まり1996年に美術館として開館しました。
美術館のコレクションの中核は、アサヒビールの創業者として知られる山本為三郎の収集したコレクションです。
運営はアサヒグループ芸術文化財団が行なっています。
アクセス
駐車場はありません。JR山崎駅そばにタイムズの有料駐車場があります。
美術館にいく方はここに駐車してるようです。
山崎駅や駐車場から徒歩で約15分の上り坂でした。
美術館にいく途中にあるレストハウス
営業時間
10:00~17:00 休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
入館料:大人900円 高校生500円 小・中学生は無料
残念ながら館内は撮影禁止です。
2017年9月16日~12月10日まで有元利夫展ー物語をつむぐ を開催しています。
美術館2階の喫茶室テラスから淀川を挟み、向かいの男山と紅葉の絶景を見ることができました。
喫茶室テラスから見た絶景
館内は重厚で優雅な雰囲気を残した洋風建築でした。2階へ続く踊り場には女性像の描かれたステンドグラスが目を引きました。
また当時の先端をいく設備を備えた貴賓室のバスルームなども見学できました。
この山荘を建設した実業家・加賀正太郎はどれだけすごい人だったんだろうと思いを馳せました。
そばには豊臣秀吉と明智光秀が覇権をかけた山崎の合戦「天下分け目の大決戦」で有名な天王山があります。
現在はハイキングコースとして多くの人が楽しんでいます。
JR山崎駅近くの「レストランTagami」でイタリアンランチをいただきました。
生パスタが美味しかった。
今日のワインはチリの「コノスル ピノ・ノワール」!1000円以下で愉しむワイン選び⑱
ピノ・ノワール(色★★・酸味★★★★★・タンニン★★)
フランスブルゴーニュ地方の銘酒ロマネ・コンティで知られる品種。カベルネ・ソーヴィニヨンよりも冷涼な気候を好み、軽いタイプのものから、パワフルなものまで様々な個性を出します。
味わいはカベルネソーヴィニヨンと異なり、タンニンは控えめで、酸味が一歩リードして感じられる。
☆コノスル ピノ・ノワール ヴェラエタル
原産国 チリ 赤 ミディアムボディ
アルコール度 14%
品種 ピノ・ノワール
鮮烈なチェリーやプラム、ストロベリーの香りにオーク樽で熟成されたトーストの味わいがある、複雑で豊かな味わいの赤ワインです。
色は淡いガーネット色。
香りは赤系果実のラズベリーのような酸味に由来する爽やかさ。
味はタンニン控えめで、その分酸味が爽やかに感じあっさりしている。
地鶏のロースト、ヒレカツ、パスタ料理に合う。
「ワインのかた想い」
渋味が押さえられているので、あっさりしているが、物足りなさを感じる。
コノスル カベルネソーヴィニヨンのほうが好きなタイプです。
(ワインの知識)
バニラ
らん科の常緑つる草。未熟の果実から食品用の甘い香りの香料。
京都のおもしろ発見!「紫式部の墓所」と災禍除けの「水火天満宮」に行く
紫式部の生まれた場所は、京都の蘆山寺(京都御苑の東側)で、紫式部の墓は、堀川鞍馬口にありました。
京都市北区紫野西御所田町
市バス「堀川北大路」下車 徒歩スグ
注意しないと通り過ぎてしまうほど、ひっそりとした小さな墓所で、横には小野篁の墓もありました。
ひっそりとしていますが、境内の中は花や線香が絶えず、手入れが行き届いているようです。
ご利益は文章がうまくなる、縁結び、恋愛運、美容、仕事運。
「水火天満宮」は水火天神社」とも呼ばれていました。
アクセス
市バス 「天神公園前」下車スグ
水火天満宮は、都の水害、火災を鎮めるため、醍醐天皇の勅願で、道真の師でもあった延暦寺の尊意僧正に命じ、水火天満宮として建立した。
水難・火難、災禍除けの神として知られる。
もともとは京都市上京区上天神にあったが、堀川通りの拡張のため昭和25年現在地に移転した。
境内には、道真が降り立ったといわれる「登天石」や「出世石」、「子宝・安産の玉子石」などが祀られている。
ご利益は、水難、火難、災禍除け、奇瑞の霊験として盗難、失踪、雷火、また子宝、安産等。
公園の横に位置し、境内は小さく、神主さんの住居らしきものが鳥居をくぐると目の前にあり、落ち着いて見学できませんでした。
今日のワインはチリの「コノスル カベルネソーヴィニヨン ビシクレタ」!1000円以下で愉しむワイン選び⑰
☆コノスル カベルネソーヴィニヨン ビシクレタ(ヴェラエタル)
原産国 チリ 赤 フルボディ
アルコール度 13.5%
品種 カベルネソーヴィニヨン
ラベルに描かれた自転車(ビシクレタ)は、日々ペダルをこいで畑を周り、環境に配慮したブドウ作りを行なうコノスルのシンボルです。
コノスルはコルク臭がしないように、また環境に配慮して、スクリューキャップに切り替えています。
コノスルヴェラエタルシリーズは、原料として利用したブドウの主要品種を85%以上使用しています。
ヴェラエタルシリーズは果実味が中心となり、オークの香りはほとんど目立たない。
コノスルカベルネソーヴィニヨンは、鮮烈なカシスやブラックベリー、チェリーなどの香りとわずかにオーク香が感じられる深い味わいのワインです。
サーロインステーキ、熟成したチーズ、パスタなどの料理に合います。
「今日の感じ」
チリワインの中でも値段と味において最も人気のワインです。
渋味やコクを味わえる重厚さと、色は濃い紅紫色。
香りはバニラ香。
味は濃縮感と酸味、タンニン(渋味)のバランスがよく、たっぷりの果実感が味わえます。ボリューム感があり、満足のいくワインでした。
(ワインの知識)
ヴェラエタルとは
ブドウ品種表示ワイン。ニューワールドで多く見られる「カベルネソーヴィニヨン」や「シャルドネ」といったブドウ品種の名前をつけたワインのこと。EUで販売する場合は、そのブドウを85%以上使用しなければならない。
では次回またお会いしましょう。