今日のワインはフランスの「ラ・クロワザード レゼルヴ ピノ・ノワール」1000円以下で愉しむワイン選び(№23)

フランスのピノ・ノワール(色★★・酸★★★★★・タンニン★★)

カベルネソーヴィニヨンよりも色が明るいルビーの色、酸味はしっかり、タンニンは柔らかな印象がある。熟した赤い果実とまろやかな甘い香りを放つ。艶やかでコクのあり果実味がジューシーに感じられるワイン。

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★ラ・クロワザード レゼルヴ ピノ・ノワール

原産国 フランス 赤 ミディアムボディ

アルコール度 13%

品 種 ピノ・ノワール

早摘みした果実と完熟した果実の両方をブレンドしたフレッシュでフルーティな果実味。そして全体の30%をフレンチオークにて熟成することにより、バニラのようなアロマが香ります。

肉の煮込み料理やベーコンとチーズの料理に合います。

「ワインのかた想い」

タンニンは控えめで軽やかな酸味があり、果実味のさっぱりとした甘さの中にコクを感じる喉越しの良いワインでした。

(ワインの知識)

熟成

発酵の終わったワインを木樽に入れて樽熟成させる。赤ワインの場合は、ワインにタンニンを与え、ゆっくりとした酸化作用によってワインを丸くする作用がある。

白ワインの場合は、木が持つ特別な香味をつけるために行なう。

では次回またお会いしましょう

 

京都宇治公園「塔の島と橘島」を散策して「鵜」に会う

宇治川の中州に浮かぶ「塔の島」と「橘島」は、観光客をはじめ地域の人々の散策や休息の場所となっています。

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アクセス

京阪電車宇治線宇治駅」下車 徒歩約10分

JR奈良線 「宇治駅」下車 徒歩約15分

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塔の島に建つ十三重石塔は、高さ15メートルを誇る国内最大の石塔です。

鎌倉時代後期に奈良・西大寺の高僧「叡尊(えいそん)」が魚霊の供養と、宇治橋の安全を祈願して建立された。1756年の洪水で川に埋もれていた塔を、明治時代に発見して再建された。

この塔の下には漁具などが埋められたといわれています。

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女性の鵜匠が鵜の調教をしていました。

ちなみに鵜飼の時期は7月1日~9月30日です。

乗船料金は大人2000円、子ども1000円

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源氏物語」最後の十帖の舞台になっている

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塔の島の紅葉

f:id:bingomarisima:20171125114758j:plain天瀬ダムからの放流で宇治川は水量が豊富でした。

 

京都の宇治、世界文化遺産登録の「宇治上神社」編

宇治上神社は、ユネスコ世界遺産に登録されています。

平等院の鎮守社として長く崇拝されてきた神社です。正式名は「宇治離宮明神」です。

明治維新後に「宇治上神社」と「宇治神社」に分かれました。

宇治上神社の本殿は日本最古の神社建築です。

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(清めの砂)

鳥居を抜け、小さな石橋を渡ると正面に拝殿が目に入ります。拝殿の左右には、円錐の「清めの砂」が盛られています。

この清めの砂は、授与所で購入することができます。ご利益は土地の神様を沈める効果があるそうです。

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(本殿)

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「本殿」は拝殿の裏にあるので、忘れずに参拝しましょう。中に入ることはできませんが、囲い越しに中を見ることができます。中には応神天皇菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)、仁徳天皇の三人が祀られています。

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学問の神様として信仰されている菟道稚郎子が祀られていることもあり、学業成就、受験合格祈願のご利益があるとされています。

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(桐原水、宇治七名水で唯一現存する)

また拝殿の右手には手水舎として利用されている、宇治七名水の一つ「桐原水」が湧き出ています。

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(岩神さんといわれ、小石を積んで落ちないと願い事が叶うらしい。)

境内には、多くの末社や摂社があります。

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(春日社)藤原一族の守護神

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厳島社)

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近くには、世界遺産平等院鳳凰堂や宇治公園(塔の島・橘島)、縣神社、宇治市源氏物語ミュージアムなど観光スポットが隣接しているので、平日でも観光客で賑わっていました。

 

京都の宇治は平等院だけじゃない!「宇治神社・宇治上神社」もあるよ。

宇治神社平等院の地主神として祀られていた神社です。

宇治神社は、明治維新まで隣接する宇治上神社と共に二社一体で、それぞれ離宮明神上社・下社と称した。

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紅葉

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祭神は菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)」応神天皇」「仁徳天皇

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(拝殿前にある学問の神様 智恵の輪を潜って、稲穂の実のように沢山の智恵を授かり、実りある生活を送れるように参拝)

菟道稚郎子応神天皇の皇太子でしたが、兄である「大鷺鷯尊(おおさざきのみこと)後の仁徳天皇」と皇位を譲り合い、入水自殺して兄に皇位を譲ったと伝えられています。その後、仁徳天皇によって神霊を祀ったのが宇治神社の始まりとされています。

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(桐原殿)

アクセス

京都府宇治市宇治山田1

平等院宇治川を挟んだ対岸にあります。拝観無料

京阪宇治線宇治駅」下車 徒歩約10分

JR奈良線宇治駅」下車 徒歩約15分

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(兎の手水舎)宇治七名水の一つ桐原水

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神使の兎の由来「みかえり兎」

菟道稚郎子がこの場所に住まいを定め、河内の国からの途中、道に迷い困っていると兎が現れ、振り返り振り返り先導したと伝えられています。

また、菟道という字を「うぢ」と読み、後に「宇治 うじ」となったといわれています。

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(みかえり兎のお守り 中におみくじが入っています)

宇治神社の境内には、百人一首で有名な「喜撰法師の歌碑」があります。

「わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり」

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表情が笑っているような珍しい狛犬像がありました

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小さな境内ですが平等院のそばにあるからか、平日でも外国人の観光客や参拝者が結構いましたが、ゆるりと見学できます。開運や学問の神様としてご利益がある。

 

では次回宇治上神社をご紹介します。

 

 

 

 

今日のワインはチリの「カーラ カベルネソーヴィニヨン」1000円以下で愉しむワイン選び(№22)

★カーラ カベルネソーヴィニヨン

原産国 チリ 赤 ライトボディ

アルコール度 12.5%

品 種 カベルネソーヴィニヨン

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カシスやオーク由来のスパイス香が特徴的。干しブドウにリコリスとミントのハーブ系の香りが加わった、しっかりとした骨格のタンニンが楽しめます。

ローストチキンや煮込み料理に合います。

「ワインのかた想い」

あっさりすっきりしている中に、タンニンが程よく、コクも感じられる。

この値段にしては、十二分に愉しんで飲めるワインでした。

「やまや」で400円で買えるワイン。

ラベルの絵は以前マントヒヒの絵柄でした。

(ワインの知識)

熟成香

熟成したワイン特有の香り。ドライフルーツやドライフラワー腐葉土などの香りがある。

では次回またお会いしましょう

 

今日のワインはオーストラリアの「リトルペンギン カベルネソーヴィニヨン」1000円以下で愉しむワイン選び(№21)

オーストラリアのカベルネソーヴィニヨン(色★★★★・酸味★★★★・タンニン★★★★★)

ヨーロッパのカベルネソーヴィニヨンに比べてより果実的で、よく熟した果実の甘さの香りとスパイス香、それに負けない木樽の香ばしさがバランスよく保られている。

味わいは果実の凝縮感があり、おおらかで大胆な旨味を感じる。

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★リトルペンギン カベルネソーヴィニヨン

原産国 オーストラリア 赤 ミディアムボディ

アルコール度 13.5%

品 種 カベルネソーヴィニヨン

素晴らしいルビーレッド色で新鮮な赤いベリー系果実の香り、柔らかなタンニンといきいきとした果実味が口の中に広がります。

「ワインのかた想い」

凝縮した果実味とタンニンのバランスが良く、喉にしっとりと通過する飲み心地でした。同じリトルペンギンのピノノワールやシラーズと比べて最も飲みやすいと感じました。

肉料理や濃厚なパスタに合いました。

コルクの栓にかわいいリトルペンギンの足跡がついていました。

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(ワインの知識)

ヴィンテージ・イヤーとは、ワインの優良年。

バニラーラン科の常緑つる草。未熟の果実から食品用の甘い香りの香料をとる。

 

京都おもしろ発見!大山崎の「油の神様を祀る離宮八幡宮」へ行く

離宮八幡宮は、京都府乙訓郡大山崎町に位置する神社です。この八幡宮は岩清水八幡宮の元社にあたり、八幡大神を祭神とする。

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(東門)

アクセス

京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷21-1

阪急電車大山崎駅」下車 西へ100m

JR「山崎駅」下車 スグ

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手水舎

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平安時代初期に清和天皇が神託により、国家安泰を願い大分・宇佐神宮から分霊し、平安京の守護神として安置した。

その時派遣された僧行教が、宇佐から都へ向かっていたとき、山崎の地で不思議な光を見て、その場所を掘り起こしてみた。すると岩の間から清らかな水が湧き出てきたのです。そこで859年清和天皇はこの地に「岩清水八幡宮」を建立することで京の安全を祈願したのです。

その後、岩清水八幡宮は山崎から見て淀川の対岸にある男山に移され、山崎の八幡宮は名前を変えて「離宮八幡宮」と呼ばれるようになりました。

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「油祖像」

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(全国油脂販売業者共通の店頭標識)

また離宮八幡宮は、荏胡麻(えごま)油発祥地で油の製造と販売の中心「油座」として栄えました。

平安時代の後期にこの神社に仕える神官が、寺社で使う灯明用の荏胡麻油を大量生産できる「長木」を発明し、離宮八幡宮を本所として全国に広まり大いに栄えた。

その後菜種や綿実の製油が興り、急速に離宮八幡宮の油座は衰退していった。

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(神馬の像)

JR山崎駅スグのところにあります。境内は結構広くて、駐車場にも使われているようです。参拝者は誰もいませんでした。