今日のワインはイタリアの「プリマフォンテ・ペコリーノオフィーダ」1000円~2000円で愉しむワイン選び③
★プリマフォンテ・ペコリーノオフィーダ DOCG2016
原産国 イタリア 白
アルコール度 13%
品 種 ペコリーノ
イタリアマルケ州の土着品種ペコリーノを使用。
フローラルでハーブを彷彿させるさわやかな印象の白ワイン。
「ワインのかた想い」
フルーティで喉越しのよいワイン。後味すっきりした癖のないワインでした。
(ワインの知識)
派手なワイン
強いフルーツ感を出して気を引こうとしているワイン。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはアルゼンチンの「カイケン・RESERVA MALBEC」1000円~2000円で愉しむワイン選び②
★カイケン・RESERVA MALBEC
原産国 アルゼンチン
生産者 モンテスS.A
品 種 マルベック主体 カベルネソーヴィニヨン 赤 フルボディ
ラムチョップやサーロインステーキなどの料理に合います。
アルゼンチンを代表するブドウ品種マルベックを使ったワイン。
生産者のモンテス社は、プレミアムチリワインの先駆け。
カイケンはそのモンテス社がアルゼンチンに所有するワイナリーで、アンデス山脈の渡り鳥ガンの現地名である「カイケン」と名付けられた。
カイケンマルベックは樹齢40年以上の古樹から造られるブドウを使用して造られています。
紫がかった赤色。イチゴ、チェリーなど赤系果実の香りと、フローラル、スパイス香が感じられる。味わいはよく熟した赤い果実の風味にオーク熟成によるバニラの甘味と、上品でまろやかなタンニンが口いっぱいに広がります。
「ワインのかた想い」
色調は濃く、濃厚な果実の香りがします。口に含むとまずタンニンが広がり、余韻が続きます。2杯目からはまろやかさも出て美味しいワインです。
(ワインの知識)
アフターフレーバー
ワインを飲み込んだ後に、口中に残る味わい。後味はバランスよく調和がとれていて、余韻が長引くほどよいものとされる。
では次回またお会いしましょう。
今日のワインはオーストラリアの「ツーカンガル メルロー」1000円以下で愉しむワイン選び(№32)
★ツーカンガルー メルロー
原産国 オーストラリア 赤 ミディアムボディ
アルコール度 13%
品 種 メルロー
●メルローは果実味溢れる香りと風味が特徴です。酸味が低く、若いメルローはソフトでまろやかさが感じられ、長い余韻がある。
オーストラリアの代表的な動物であるカンガルー2頭をデザインしたブランドのメルロー。熟した森の果実やフレッシュなカシスの香りとほのかなオーク香が調和し、ベルベットのような滑らかでまろやかな味わいのワイン。
牛テール、シチュー、ローストビーフなどに合います。
「ワインのかた想い」
濃厚なベリー系の香りと口に含むとタンニンを程よく感じる味わい。コクがあり後味すっきりとした飲みやすいワインでした。
(ワインの知識)
洗練されたとは
「エレガント」という表現の一部を表す。タンニンの量を表しており、「少ないほうが良い」という考えのもとに使われる。
エレガントとは
ビッグな意味ではない、フルーティでない、豊かな味ではない、力強い味でないという意味。エレガントなワインはリリースされた直後は酸味が強く、ひどい味わいのワインが多いが、熟成することによって良くなっていく。
また次回お会いしましょう。
今日のワインはイタリアの「コルテ・ジャーラ」1000円~2000円で愉しむワイン選び①
クリスマスが近いので、少し贅沢に1000円~2000円のワインを紹介します。
★コルテ・ジャーラ ヴァルポリチェッラ
原産国 イタリア 赤 ミディアムボディ
アルコール度 12.5%
品 種 コルヴィーナ・ヴェロネーゼ75%、ロンディネッラ20%、モリーナーラ5%
コルヴィーナ・ヴェロネーゼは黒ブドウ。イタリアヴェロネーゼとの呼び名からもわかるように、ヴェネート州の限られた地域で栽培される。
このコルテ・ジャーラ・ヴァルポリチェッラは、濃いルビーレッドの色調に、ハーブのニュアンスやチェリーやコショウの香り。ドライで非常にバランスがよく、酸と柔らかな果実味のバランスがとれた味わい。
生ハム、ソーセージなどシンプルで幅広い料理に合います。
「ワインのかた想い」
香りはフルーティな甘酸っぱい香り。酸味がよく効いていてすっきりとした喉ごし。
タンニンは軽めなので、少し物足りなさを感じた。
(ワインの知識)
・カシスを思わせる
カシスは黒系フルーツの中で、最もフルーツ感のない果物です。カシスと書くとき、黒グスリのややくすんだ感覚を表現している。
ではまた次回お会いしましょう。