今日のワインはフランスの「ガルイユ”16」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№35)
★ガルイユ”16(IGPオード)
原産国 フランス
アルコール度 12% 赤 フルボディ
品 種 マルスラン60%、カラドック40%
マルスランは、カベルネソーヴィニヨンとグルナッシュの交配により最近生まれたブドウ品種です。熟した果実のアロマを感じます。
カラドックとは、フランスのブドウ学者ポールトュルエルによって開発されたブドウ品種。マルベックとグルナッシュの交配種。
生産者コメント
少々酸味がまだ若いですが、しっかりとした果実の甘味と合わさってボリュームのあるアタックとなっています。酸味と果実の甘さの良さがはっきりと感じられ、余韻もなめらかです。
「ワインのかた想い」
色調は鮮やかなガーネット色。ソフトな喉ごしとあっさりとした飲み口に果実の風味を感じる。時間とともに酸味を感じるワインでした。
1480円。
(ワインの効能)
認知症の予防効果
適量のワインの摂取は、認知機能を維持し、衰えた記憶力を向上させることが研究で示されています。それはワインの中に含まれる酸化防止剤とその他の微生物が関係しているそうです。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはイタリアの「カーゼ・スパールス・キャンティ」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№34)
★カーゼ・スパールス
原産国 イタリア DOCG(保障付原産地統制名称ワイン)
生産者 Case Sparse
アルコール度 13% 赤 フルボディ
品 種 サンジョヴェーゼ
色★★★、アルコール度★★★、酸★★★、タンニン★★★
「ワインのかた想い」
色調は淡いガーネット色。味わいは甘酸っぱい果実の飲み心地で、喉ごし良く余韻にアルコール感を感じるワインでした。1480円
(ワインの効能)
赤ワインのポリフェノールの効果で血圧が下がる。
赤ワインを適度に飲むと、活性酸素を除去する効能があり、血管や体の老化を防ぎ、高血圧や動脈硬化の予防に効果があると言われています。
赤ワインだけでなく白ワインにも効能がある。白ワインにはカリウムが多く含まれており、このカリウムが体内の余分なナトリウムを排出する働きがある。水分や老廃物を排出するので食塩を制限するのと同じ効果がある。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはチリの「サンタ・レジーナ シャルドネ」1000円以下で愉しむワイン選び(№88)
原産国 チリ
アルコール度 13% 白 辛口 3リットル
品 種 シャルドネ
生産者コメント
ふくよかな果実の風味とすがすがしい酸味の爽やかさが調和した薫り高くキレのある本格的な辛口白ワイン。
ボンゴレ、ポテトサラダに良く合います。
「ワインのかた想い」
暑い日によく冷やして和食とともに飲めば、フルーティでスッキリとした飲み口でついつい飲みすぎてしまいます。2278円のコスパの高い白ワインでした。
(ワインの知識)
赤ワインと白ワインのグラスの違いは何故?
一般的に赤ワインを飲むグラスのほうが、白ワインを飲むグラスよりも大きい。
その理由は、赤ワインは常温に近いほうが美味しく、香りが広がりやすく常温を保ちやすい大きなグラスになっている。
白ワインは冷やしたほうが美味しいといわれており、グラスが大きいと空気に触れて、すぐに常温となってしまうため、小さくすることで冷えた状態で飲めるようにしている。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはスペインの「コンダード・デ・エム」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№33)
6月18日朝に発生した大阪北部の地震から2日経ちましたが、幸い目立った被害はありませんでした。まだ余震が続いており、不安な日々です。
★コンダード・デ・エム
原産国 スペイン
アルコール度 13% 赤 フルボディ
品 種 テンプラニーリョ
D.O バルデペーニャス
色★★★、アルコール度★★★★、酸★★★、タンニン★★★
「ワインのかた想い」
牛のラベルが印象的。酸とタンニンの苦味を感じるが、空気に触れるとバランスよくなり、果実の旨みを楽しめるワインです。税込み1597円
(ワインの知識)
ワインをこぼしてついたシミはどうしたら落ちるか
ワインをこぼしてついてしまったシミの落とし方は、すぐに塩をこぼれた所に盛り塩をしてもみこみます。その後、手もみ洗いをすれば完了です。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはチリの「サンタ・バイ・サンタ カロリーナ」1000円以下で愉しむワイン選び(№87)
★サンタ・バイ・サンタ カロリーナ
原産国 チリ
アルコール度 13% 白 辛口
品 種 シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン
生産者コメント
黄桃や熟した黄色いリンゴ、洋ナシなどを思わせる果実の香りに、甘いハチミツやスイカズラの花のニュアンス。まろやかな果実味と、滑らかな酸味、心地よいほろ苦さが特徴のふくらみのある味わいの辛口白ワイン。
「ワインのかた想い」
角の取れた酸とアルコール感のバランスが良く、果実味主体のシヤルドネを楽しめる白ワインでした。平和堂で505円で購入。暑い日によく冷やして飲むとスッキリ。
(ワインのおもしろ話)
ワインは聴力の低下を予防する効果がある。
赤ワインは老化に伴う聴力の低下を予防すると科学的に証明されているそうです。
赤ワインに含まれるポリフェノールなどの抗酸化成分が内耳の繊細な毛の保護に役立つそうです。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「タラニ・カベルネソーヴィニヨン」1000円~2000円で愉しむワイン選び(№32)
原産国 フランス
生産者 ヴィノバリー
アルコール度 12% 赤 フルボディ
品 種 カベルネソーヴィニヨン
生産者コメント
ザクロの実をイメージさせる深い紅色です。黒系のベリー香に、樽由来のウッディなスパイス。力強い果実味を酸味が包み込んでいます。まだ若いので後口のタンニンが収れん的ですが、時間とともにまろやかになってきます。
「ワインのかた想い」
フルーティーでスパイシーな香り。果実の旨みが豊かでマイルドな酸とタンニンのバランスが良い、スッキリとした飲み口にアルコール感の余韻が続く一品でした。アンフォラ(ぶどう酒の運搬や貯蔵に用いられた)のラベルが印象的。 (税込み1,598円)
(ワインの知識)
タラニの由来
タラニの名は、ローマ時代に生まれた陶芸職人にまでさかのぼります。
タラニはワインに使うアンフォラ(ワインを運搬や貯蔵するもの)を造るようになり、一躍有名な職人となって、フランス南西地方のガイヤックにスタジオを作ったことがはじまりです。
ではまた次回お会いしましょう。