地方都市広島県「三原市の移住支援」

 近年、移住希望者の相談件数が50代~70代の年齢層から20代~40代の若年層(全体の70%)の相談へと変化しています。

 これは、日本型の雇用形態が壊れ、人生の価値観が変わり、ストレスを感じる都会で働くよりも、自然豊かな中で暮らしたいと思う若者が増えているのです。

 また、移住先を選ぶ条件では、「就労」が「自然環境の良さ」を上回っており、希望職種のマッチングが重要視されています。

 今や移住先は「田舎暮らし」ではなく、都会の便利さと豊かな自然を併せ持つ「地方都市暮らし」が注目されています。

 そこで、今回移住希望地として人気が高まっている広島県、その中で様々な移住支援をしている三原市の移住支援を紹介します。

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 三原市は、広島県の東部に位置し、東側の尾道市と接する瀬戸内海に面したまちです。

 人口は約9万6千人の海と島、高原と山の自然豊かな都市です。

 アクセスは、広島空港、山陽新幹線駅、三原港、山陽自動車道などが揃い、東京・大阪へ片道2時間以内、広島市福山市には約30分以内でいける利便性に富んだ地方都市です。

 日常生活の買い物も、大型ショッピングセンターや中小の小売店舗が揃い、地元でとれる新鮮な食材をすぐに楽しむことができます。

 市内には、病院・診療所約90ヵ所、歯科診療所約50ヶ所あります。小児科の祝日当番医制、夜間及び休日の初期救急医療体制が整っています。

 

(子育て)

 保育園等の送迎や託児など育児援助サービス、子育て親子の集い、中学校卒業までの子どもを対象にした医療費の一部負担助成制度など。また、山間地域の小学校のスクールバスの運行。

(就労・起業)

・やっさ農業塾、三原市新規就農者育成研修事業

・中心市街地新規出店支援事業、地域商業活性化支援事業

・起業化促進事業

(住居)

・空き家バンク

 

 市内全域に光ファイバー網が整備され、山間地域や離島でも高速通信サービスが利用できます。

沿岸部に重化学関連の企業が立地し、内陸部の工業団地には電子機器関連を中心とした企業が進出しています。 

 農業では、沿岸部での柑橘類から山間部での水稲や果樹など幅広く栽培されています。

 自然を活かしたキャンプ、サイクリング、トレッキング、海水浴、釣りなどアウトドア派にとっては、このうえなく楽しむことのできるまちです。

 三原市のお祭り「神明市」は、伊勢神宮を祀る室町末期から三原ではじまった祭りといわれています。2月の第二金曜、土曜、日曜日の3日う間盛大に行なわれます。この期間「日本一の大だるま」が飾られ、約500の露天が出店します。

 三原といえば、タコが有名です、たこ天、タコ飯がうまい。

 また、八天堂のクリームパンはテレビでも放送され、売り切れてしまう人気のパン屋さんです。三原に行った際は、一度は食べて見たいものです。

 ラーメンやお好みの美味しい店も結構ありますよ。

  地方都市で、豊かで幸せな生活を過ごすのもいいかも。