今日のワインはチリの「サンタ・ヘレナ・アルパカ・カベルネ メルロ」!1000円以下で愉しむワイン選び⑮
今日は低価格で飲みやすいと人気のチリワイン「アルパカ」の紹介をします。
豊かな果実味とまろやかな味わいで、どんな料理にも合わせやすいと人気のワインです。
「アルパカワイン」はサンタ・ヘレナ社で造られています。チリの昼夜気温の寒暖差がブドウに果実味と凝縮感を生み、高品質なチリワインの産地として、近年世界から注目されているコルチャグア・ヴァレーを拠点する名門ワイナリーです。
☆サンタ・ヘレナ・アルパカ・カベルネ メルロ
原産国 チリ
アルコール度 13%
豊かな果実味と軽い酸味と重過ぎないボディで、口当たりのよいワインに仕上がっています。
☆サンタ・ヘレナ・アルパカ カルメネール
原産国 チリ
アルコール度 13%
品種 カルメネール
チリを代表する品種カルメネールを使ったワイン。
もともとメルロー品種と間違われていたものですが、全く別のブドウということが判明したチリ特有の品種です。
色は濃いガーネット色
香りはカシス、ベリー系のフルーティな香。
味わいは、フルーティな甘味が広がり、軽めの酸味となめらかな渋味のバランスが良い。肉料理に合います。
「ワインのかた想い」
きつすぎない酸味と強いタンニンを感じるが重過ぎないボディで、ワイン初心者でも飲みやすいワインになっています。そのうえ低価格ときては、大人気というのも分かるような気がします。
(ワインの知識)
アフター ワインを飲んだ後に舌に残る余韻。後口。フィニッシュ
ブーケ 熟成したワインの様々な香が混ざったもの。
では次回またお会いしましょう。
「玉の輿神社」ともいわれる今宮神社へ
今宮神社は、別名「玉の輿神社」ともいわれる神社です。
京都市北区紫野今宮町に位置します。
市バス「今宮神社前」下車すぐ 拝観 無料
平安時代以前から疫病鎮めの疫神を祀った社があったといわれる。
994年都の悪疫退散を祈り、営んだのが今宮神社の始まりです。
徳川五代将軍綱吉の生母「桂昌院」の氏神社として、良縁・開運・「玉の輿」のご利益があるといわれています。
別名「玉の輿神社」の由来は、桂昌院の出生からきています。
もともとは身分の低い西陣の八百屋の娘だったお玉が、徳川家光に見初められ側室となり、大出世したというものです。
神占石と呼ばれる聖石「阿呆賢さん(あほかしさん)」「重軽石」ともいわれる石があります。
体に病のある人は病気平癒を祈り、軽く石をなでてその手で悪い所をさすれば良くなるそうです。
願い事がある人は、手の平で3度石をさすり、石を持ち上げる。次に願い事を念じて3回なでて石を持ち上げる。軽く感じれば願いが叶うそうです。
東門を出ると名物「あぶり餅」の店が「かざりや」と「一和」の2軒並んでいます。
きな粉をまぶした小さな餅を竹串にさして白味噌をかけた炙り餅です。
平日は空いていますが、週末は大変賑わっています。定休日水曜日
やすらい祭 4月第2日曜日に花と共に飛び散る疫神を鎮める祭り。
今宮神社の鳥居をくぐって参道を行くと、隣接する大徳寺の塀にこんなものがありました。魔除けなのでしょうか。
今日のワインはスペインの「パタ・ネグラ・ロブレ」と「アンターニャ コセチャ」!1000円以下で愉しむワイン選び⑭
テンプラニーリョはスペインの貴婦人と呼ばれるブドウの品種
(色★★★・酸味★★★・タンニン★★★)
リオハ地方原産と推察される品種で、早熟の意味。
酸、タンニン、芳香性に富んだワイン。
古樽による長い熟成経た伝統タイプと、近年よく見られるフレンチ・オークによる小樽熟成と瓶熟成がある。それぞれの醸造法によって色も香りも全く異なってくる。
☆パタ・ネグラ・ロブレ
原産国 スペイン 赤 ミディアムボディ
アルコール度 13%
品種 テンプラニーリョ
樽由来のヴァニラ香とフレッシュな果実味のバランスが良く、まろやかな口当たりと長く続く香ばしい後味が特徴のワイン。
「ワインのかた想い」
600円ほどの低コストなのに酸味、渋味のバランスが良く、じっくりと空気に触れさせることでだんだんと果実の甘味(アロマ)が感じられます。ゆっくりと飲むワインです。
☆アンターニャ コセチャ
原産国 スペイン 赤 フルボディ
アルコール度 13.5%
品種 テンプラニーリョ
濃厚で酸味、コク、果実味のバランスがとれたまろやかな味わい。
「ワインのかた想い」
低コストのワインの中でも、果実の甘味・コク・ブドウの酸味・アルコール度は、スペインはチリと並んで侮れないワインがたくさんあります。恐るべしスペインワイン。
(ワインの知識)
アタックーワインを最初に口に含んだときに感じる強さ
アロマー果実香
織田信長公を祀る建勲神社へ
建勲神社は明治2年明治天皇により創建された織田信長を祀る神社です。
(織田家の家紋の手水舎)
建勲神社がある船岡山東南地区は豊臣秀吉の頃より織田信長の霊地として護られてきた経緯があり、明治時代になって建勲神社が建てられました。
(織田信長が舞った「敦盛」の碑)
建勲神社の拝殿には、織田信長、木下藤吉郎、柴田勝家らの肖像画があります。
(拝殿)
船岡山は標高45mと高い山ではありませんが、平安遷都の際に北の基点となった小高い丘で、境内からは比叡山、東山三十六峰の眺望が望めます。
また付近の方のウォーキングコースとなっているようです。
アクセス
京都市北区紫野北舟岡町49
市バス 「建勲神社前」
「船岡山」 徒歩約10分
大徳寺の南側に位置しています。
今日のワインはオーストラリアの「ザ・ラスト・スタンド カベルネソーヴィニヨン」!1000円以下で愉しむワイン選び⑬
オーストラリアのカベルネソーヴィニヨン
(色★★★★・酸味★★★★・タンニン★★★★★)
オーストラリアの日照量や降雨量などがそれぞれのブドウ品種にマッチしていて、ワインの品質が安定している。
香りはヨーロッパのカベルネ・ソーヴィニヨンに比べてより果実的で、よく熟した果実の甘さの香りとスパイス香。
味はとろみが感じられる果物の凝縮感があり、チリやカルフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンよりフルーツの味わいが強い。
☆ザ・ラスト・スタンド カベルネ・ソーヴィニヨン
原産国 オーストラリア
アルコール度 14%
品 種 カベルネ・ソーヴィニヨン
ブラックチェリーやブルーベリーの香りや、シナモン風のスパイスがある。
ザクロを食するようなはっきりとした果実の甘みと酸味があり、余韻に程よくタンニンが残り、はっきりとした味が楽しめます。
色は濃いルビー色
香りは濃い果実味
味は口に含むと果実の甘味と渋みのコクが感じられる。
「今日の感じ」
時間がたつほど空気にふれ甘味が感じられ、程よいタンニンで飲み飽きしない味でした。
凝縮感があり、ワインを飲んだという気がした。オーストラリアワインはお薦めです。
(ワインの知識)
タンニン、
渋み。ブドウの皮と茎に含まれている。赤ワインのほうが白ワインよりも多く含んでいる。
一休和尚や千利休とゆかりのある「大徳寺」へ
京都市北区紫野大徳寺町にある寺で、臨済宗大徳寺派の大本山で龍宝寺と号する。
本尊は釈迦如来。
鎌倉時代末期1315年大燈国師宗峰妙超が開祖。応仁の乱で荒廃したが一休和尚が復興。
アクセス
市バス 大徳寺前下車 徒歩5分
三門
三門とは、禅宗では三っの悟りを表すといわれています。
この三門には悲しい話があります。
千利休によって改修された三門2階部分に、千利休へ謝意を込めて千利休の像が安置されました。
しかし門をくぐると頭の上に利休がくることになるので、これを見た豊臣秀吉の怒りをかい、利休自決の原因となったのです。
(仏殿)
(法堂)天井には狩野派絵師「狩野探幽」が描いた雲龍図があります。(非公開)
大徳寺の境内はとても広く、沢山のお寺が集まっています。事前に見どころを調べていかないと、とても廻りきれません。
昼食には精進料理の店もあります。土産は大徳寺納豆が有名です。
今日のワインはイタリアの「モンカロ マルケ サンジョヴーゼ」!1000円以下で愉しむワイン選び⑫
サンジョヴェーゼ(色★★★・酸味★★★・タンニン★★★)
イタリアで最も多く栽培されているブドウの品種。特に中央イタリアでは、テーブルワインクラスから長期熟成で高価な重厚タイプまで幅広く造られています。
サンジョヴェーゼの意味は「ジュピターの血」という意味。
ワイン名でお馴染みなのがキャンティですね。
味わいはジューシーで、凝縮感は低めで、アルコール分も控えめなワイン。
☆モンカロ マルケ サンジョヴーゼ
原産国 イタリア 辛口赤 ヴインテージ(ブドウ収穫年2015)
アルコール度 12%
品 種 サンジョヴーゼ
イタリア中部のマルケ州の中心地モンテカロットで協同組合「モンカロ」のワイナリーで造られた。
豊かな果実味の辛口のミディアム赤ワイン、苦味やアルコール感はないが、一口目に酸味が口の中に広がる。
「今日の感じ」
色は薄めで、酸味のすっきりした感じだが、コクや渋みの凝縮感は感じられなかった。
個人的に1000円以下のイタリアワインで、満足するワインに出会うことは大変かな。
(ワインの知識)
銘醸ワイン
有名な醸造所で造られるワインのこと。高価格。