今日のワインはチリの「イカルマ・シャルドネ」1000円以下で愉しむワイン選び(№105)
原産国 チリ
アルコール度 12.5% 白 辛口
品 種 シャルドネ
商品コメント
酸味と果実味のバランスが良く、心地よい柑橘フルーツ風の旨みに。後口に若草をイメージさせるスパイシーさが味わいの中にも表われ、余韻もスムーズです。
料理:魚貝の煮込みポン酢、ササミのわさび醤油に合います。
「ブドウのかた想い」
ふくよかな果実味と柔らかな酸味があり、口に含むとフルーティな味わいが広がる。
スッキリとした白ワイン。
(ワインの豆知識)
ワインの重要な味わいになる渋味
渋味のタンニンは、ブドウの皮や種から出る成分。赤ワインはブドウの果皮や種などを一緒に長時間漬け込むため、ワインの中にタンニンが溶け出す。
白ワインの果皮や種なども漬け込むが、長時間でなく、また白ワインを造るブドウの皮には渋味のもとになるタンニンが非常に少ない。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「パスモディーヌ」1000円以下で愉しむワイン選び(№104)
★パスモディーヌ
原産国 フランス
アルコール度 11% 白 辛口
品 種 シャルドネ、グルナッシュ・ブラン、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン
商品コメント
酸味がしっかりしたアタックをつくり、そこに柑橘をイメージさせる果実の甘味が溶け合い、心地よい味わいとなっています。
料理:レタスとグレープフルーツのサラダ
「ブドウのかた想い」
柔らかい酸味と豊かな果実味の喉ごしスッキリした白ワイン。フランス産にしては酸味が少なく感じた。スダチを2~3滴たらすとさらに美味しかった。
(ワインの豆知識)
なぜ赤は室温、白は冷やして飲むのか
冷やすことで美味しくなる有機酸はリンゴ酸、クエン酸、酢酸で、白ワインに多く含まれているからです。
逆に高めの温度で美味しくなる有機酸は乳酸で、赤ワインに多く含まれています。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはチリの「イカルマ・カベルネソーヴィニヨン」1000円以下で愉しむワイン選び(№103)
原産国 チリ
アルコール度 12% 赤 フルボディ
品 種 カベルネソーヴィニヨン
商品コメント
果実実が豊かで丸みがあり、フルーティな味わいです。酸味と果実の甘味のバランスがよく、アタックから個性を主張しています。軽やかで飲み心地の良いワインです。
料理:牛サーロインステーキレッドペッパーソースに合います。
「ブドウのかた想い」
口に含むと、滑らかな舌触りのタンニンと果実味が口中に広がり、喉ごしスッキリのワインでした。
(ワインの豆知識)
甘味が強い果実味のワインは、酸味を感じなくなります。その逆で酸味が非常に強いワインは、果実の風味が弱く感じられます。
酸味の強いワインを飲んで辛口に感じるのは、酸味で甘味が消されるのも理由です。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはスペインの「ガラ・ブランコ」1000円以下で愉しむワイン選び(№102)
★ガラ・ブランコ
原産国 スペイン 白 辛口
アルコール度 11%
品 種 アイレン80%、マカベオ10%、ヴェルデホ10%
商品コメント
酸味と果実味のバランスが良く、心地よい旨みが感じられます。ソフトな舌触りで、後味もスッキリしています。
料理:ホタテとリンゴのサラダ、寄せ鍋に合います。
「ブドウのかた想い」
さっぱりとした喉ごし。酸味と旨みがしっかりしている、余韻が心地よいワインでした。
(ワインの豆知識)
白ワインは産地によって辛口かフルーティかを大別できる。
涼しい北ヨーロッパで育ったブドウからできるワインは、フルーツのニュアンスが少ない辛口。
温暖な南半球のニューワールド地域で育ったブドウからできるワインは、フルーツのニュアンスが多い、果実味のしっかりとしたワインに仕上がる。
冷涼な気候であるほど、果実味が減って辛味が増し、暖かい気候であるほど果実味が強くなる。
二つの地域の中間に位置するのが、地中海沿岸の生産国ワイン。比較的温暖で果実味も辛さも際立たず、引っ掛かりがなくスイスイと飲める味わい。
ではまた次回お会いしましょう。
今日のワインはフランスの「レ・ザレ・ド・モロン」1000円以下で愉しむワイン選び(№101)
★レ・ザレ・ド・モロン16
原産国 フランス
アルコール度 12.5% 赤 フルボディ
商品コメント
酸味がほどよく甘味に絡み、ストラクチャー豊かな味わいです。余韻のタンニンはまだ収れん的ですが、舌にやさしく今後の熟成が期待できます。
料理:すき焼きに合います。
「ブドウのかた想い」
すき焼きと一緒に飲んでみました。濃い味のすき焼きに、ぴったりのワインでした。
一口飲むと淡い酸味とタンニンで、口の中がさっぱり、すっきりする喉越しのよいワインでした。
(ワインの豆知識)
ニューワールドと北ヨーロッパのワインの特徴
ニューワールドのワインは、口に含んだ瞬間に味わいが広がる。
北ヨーロッパのワインは、最初は広がりがなく味わいは分かりにくいが余韻は長く続く。
ニューワールドのワインは、果実味タイプのワイン。
北ヨーロッパのワインは、辛口タイプのワイン。(果実味が少ないため)
ではまた次回お会いしましょう。