ライオン橋から中之島公園バラ園、そしてフランス料理を舌鼓
ライオン橋は、大阪市の大川に架かる橋です。
中之島を挟んで土佐堀川と堂島川の二つの川を渡る全長約190mの橋です。
橋詰の4箇所に阿(あ)吽(うん)のそれぞれ2体の石造りのライオン像が橋を護っています。
(ライオン橋を通る水上バス)
ライオン橋を渡ると、中之島公園バラ園が中州にあります。
(中之島公園バラ園)
バラ園の開花時期、春と秋の季節を外れており、残念ながらバラの花はほとんど見ることはできませんでした。
中之島公園は、堂島川と土佐堀川に挟まれた全長約1.5kmの公園で、入園料は無料です。
バラ園は、約310種、約3,700株のバラが植栽されています。
このバラ園の特徴は、バラの歴史を巡るパッチワーク式花壇を中央に、それを取り囲むようにバラを配置しています。
宮城県の「一ノ蔵」の発泡清酒「すず音」の食前酒、甘酸っぱいシャンパンのようでした。関西では手に入りにくいかと思いますが、是非一度賞味してください。
夜に、ワインとフランス料理をいただきました。
値段と味、両方とも大満足でした。
女性の守り神「市比賣神社」のご利益
「市比賣神社」の御祭神は、多紀理比賣之命(たぎつひめのみこと)、市寸嶋比賣之命(いちきしまひめのみこと)、多岐都比賣之命(たぎつひめのみこと)、神大市比賣之命(かみおおいちひめのみこと)、下光比賣之命(したてるひめのみこと)の五柱で、全て女性の神様を祀っている、全国でも珍しい神社です。
それで女性の守り神とされ、女性の全ての願い事にご利益があるといわれています。
特に女性の厄除けの神様として全国から参拝者が訪れます。
皇后陛下が「女人厄除け祈祷」をお受けされたことでも有名です。
境内にある「天之真名井(あめのまない)」は洛陽七名水の一つとされ、このご神水を飲み、手を合わせれば願い事が一つ叶うとされる「一願成就の井戸」として信仰されています。
この井戸の上にずらりと並ぶダルマは、「姫みくじ」と呼ばれ、中におみくじが入っているダルマ形の人形です。
また女優の羽田美智子さんが、「することなすことうまくいった」と持っているといいことが続いて起きたと紹介したことから、人気に火がついた守り「ハッピーカードお守り」があります。1枚800円(名前を書いてもらうので5分ほどかかります)
(ハッピーカード)
京都を訪れる女性は、折角の機会を逃さず、参拝されることをお薦めします。
アクセス
JR京都駅より徒歩約15分
京阪電車「五条」徒歩約5分
地下鉄烏丸線「五条」徒歩約10分
今日は、京都駅周辺の評判の店「きさいち」へ行きました。
店は分かりにくい場所です。5時開店ですが、すぐにお客でいっぱいになってしまいました。カウンターだけのお店です。
マグロとイカの刺身、生うに 刺身は盛合せを頼もうと思ったんですが、量が多いので単品で注文するように店から言われました。刺身や生うには、写真を撮るのを忘れて、ついつい食べてしまいました。まぐろは京都で食べたことのない美味でした。
だしまきとアジのフライ
(なめろう)ご飯が欲しくなります。
秀吉を祀る「豊国神社」と豊臣家滅亡の因となった「方広寺の釣鐘」
京阪電車「七条駅」を下車して徒歩約10分、有名な三十三間堂の北側に「豊国神社」があります。
豊国神社は、豊臣秀吉を祀る神社です。あまり観光客に知られていないのか、静かな所でした。
豊臣家が滅亡した後、徳川幕府の命令により廃祀され、のちに明治天皇の勅命により復興されました。
国宝となっている唐門は、西本願寺・大徳寺の唐門と合わせて「国宝の三門」と呼ばれています。
唐門に施された鶴の彫刻は「左甚五郎の目無し鶴」と称され、目を入れると飛び去ってしまう恐れがあるため、あえて目を入れていないといわれています。
これは、一見の価値があります。
(手水舎)
(拝殿)
ご利益は、出世開運の神様として信仰されています。
また境内には、ひょうたんの形をした絵馬や、ひょうたんの栽培が行われていました。
境内の北側には、「槇本稲荷神社」があり、槇本稲荷大明神を祀っています。
もとは熊野若王子神社から移された鎮守社です。
ご利益は、商売繁盛・家内安全です。
毎月8日には、境内で市が開かれているそうです。毎月18日には、骨董のフリーマーケットもやってるそうです。
豊国神社に隣接して、「方広寺」があります。
方広寺は、豊臣家滅亡の原因となる「国家安康」の梵鐘があります。
「国家安康」「君臣豊楽」を家康の名を引き裂いて呪詛するものと言いがかりをつけ、大阪の陣へとつながっていったとされています。
この釣鐘は、奈良の東大寺・知恩院・方広寺と日本三釣鐘として、重要文化財に指定されています。
また、鐘楼の天井画は歴史を感じさせるものでした。
日本サッカーのシンボル「八咫烏」(やたがらす)と「能」発祥の地「新熊野神社」
JR奈良線・京阪電車「東福寺」駅を下車し、約15分ほど北に行くと「新熊野神社」が位置しています。
「新熊野」と書いて「いまくまの」と呼びます。
この神社は、後白河上皇が平清盛に命じ、熊野の神を勧請した神社です。
境内の大樟は、熊野より移植した後白河上皇の手植といわれ、樹齢900年になる大樟です。
この大樟は、お腹の神様として親しまれています。
また境内にある「さすり木」は、安産のご利益があるといわれ、多くの人にさすられています。
足利三代将軍の面前で、能楽の祖観阿弥・世阿弥父子が「猿楽」を演能したことから、2人を観阿弥・世阿弥と名乗らせることとなった機縁の地です。
八咫烏(やたがらす)の由来は、日本統一を成し遂げた神武天皇の軍隊を熊野から大和へ導きいれる道案内の役割を果たしたと伝えられています。
新熊野神社の御神鳥の八咫烏(やたがらす)は、「太陽の使者」ともいわれ、三本の足があります。この三本の足は、天・地・人をあらわしています。
また勝利へと導く神としてスポーツ界で注目されています。
日本サッカー協会のシンボルとして有名な八咫烏は、神武天皇の故事に習い、ボールをゴールに導くようにとの願いが込められています。
新熊野神社の御神木「椥(なぎ)の木」は、災いをなぎ払うといわれ、平和を招来するといわれています。
また梛の葉は、切れにくいことから縁結び、二つ並んで実をつけることから夫婦円満のご利益があるとされています。
この新熊野神社のほか、熊野神社、熊野若王子神社を併せて「京都三熊野神社」と呼ばれています。
青もみじの「東福寺」でマイナスイオンを満喫
京阪電車「東福寺」下車して約5分歩くと、「退耕庵」というお寺がありました。
このお寺は、明治維新伏見の戦いの防長殉難者の菩提所でした。
また小野小町ゆかりの「玉章(たまずさ)」の名で知られています。
退耕庵から約3分ほど歩くと、東福寺の塔頭である同聚院があり、不動明王が祀られています。これは、定朝の父・康尚の作といわれ、藤原道長が旧法性寺に建立した五大堂の中尊と伝えられています。
「じゅうまん不動さん」として火除け像として信仰されています。
(同聚院)どうじゅいん
さらに参道を歩いて行くと、「臥雲橋」が現れます。
東福寺には、広大な境内に北谷(偃月橋)・中谷(通天橋)・南谷(臥雲橋)の三つの渓谷を取り入れた「東福寺三名橋」と呼ばれる三つの橋があります。
参道
(臥雲橋)
臥雲橋を渡ると、東福寺の境内に入ります。いきなり大きな本堂が目に入ります。
東福寺は、関白九條道家が祖父の菩提寺として創建したお寺です。
東福寺の名前の由来は、奈良の東大寺と興福寺から一字ずつとり、「東福寺」と
名付けられました。
東福寺本堂は、春に公開される猫のいる大涅槃図で知られています。
(本堂)
秋の紅葉シーズンには、1日数万人が訪れるスポットですが、夏は、そんな混雑からは離れた、落ち着いた京都の風情を楽しむことができます。
「東福寺三名橋」から望める青もみじは、絶景をゆっくり散策できます。
特に紅葉で混雑する秋と違い、夏の通天橋は、観光客も少なくお薦めです。
通天橋は、本堂(仏殿)と開山堂をつなぐ廊橋です。ここから眺める紅葉と新緑は絶景といわれています。
(愛染堂)丹塗りの柿(こけら)葺き八角円堂。愛染明王を祀る。
通天橋を渡った先にある「開山堂」があります。正面には枯山水、サツキと緑豊かな庭園を楽しむことができます。
1280年入定の聖一国師を祀る。普門院前の庭園は江戸中期の名園です。
(普門院)に腰掛けて見事な庭園を楽しむことができます。
本堂の奥には、現存する日本最古最大の「三門」があります。
大仏様を思わせる室町初期の再建。
昭和の名作庭家・重森三玲の作。「八相の庭」と命名され、近代庭園の傑作といわれる方丈の庭園があります。
この方丈の庫裏を奥に進むと、三ノ橋川上流に架かる、東福寺三名橋の一つ「偃月橋」(えんげつきょう)があります。
1347年に再建された。日本最古最大の禅道場です。
(禅堂)
禅堂の北側には、経蔵と殿鐘楼があります。
東司は、すなわち便所のことです。
(東司)用便にも厳しい作法が定められていたそうです。
(浴室)東大寺の湯屋に次いで古い浴室。蒸し風呂形式です。
三門の奥にある、五社成就宮にお参りしてきました。
五社成就宮は、東福寺の鎮守社として岩清水八幡、賀茂、稲荷、春日、日吉の五社を祀るので五社明神社といわれています。
鐘楼
東福寺は、とにかく広い境内で、見どころも多く、観光時間は1時間以上はかかかります。ゆっくりと観光したいのであれば、秋の紅葉シーズンを除く時期もありかな。
アクセス
JR京都駅からバス 徒歩 約15分
拝観料 通天橋 一般400円
方丈庭園 一般400円
京都で最も歴史ある神社「上賀茂神社」(加茂別雷神社)と紫式部
上賀茂神社は京都の北区に位置し、そばを鴨川が流れています。
(高野川)
正式名称は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といいます。
雷とあるので、雷神様を祀る神社かと思ってしまいますが、そうでなく「雷を分けるほど、大きな力を持つ神様」といわれています。
この神社は、京都にある神社の中でも最古の歴史を持つ神社といわれ、パワースポットとして知られています。
また京の都を守護する「四神」の一つ「玄武」が祀られています。
ご神徳は、雷の神威により厄を祓いあらゆる災難を除く、厄除け、方除け、鬼門の守り神、総地主の神として崇められています。
上賀茂神社の神様は、加茂氏の氏神で、この地を開発した加茂氏の祖先を祀る神社です。
上賀茂神社の周辺は、かつて上賀茂神社の神官が住んでいた社家の土塀や石垣が、明神川沿いに連なり、風情ある町並みが今も残っています。
一の鳥居を入ると、参道沿いに「車返しの桜」・「斎王桜」・「賀茂桜」など立派な桜が立ち並んでいます。
一の鳥居
(斎王桜)
二の鳥居入ると、細殿前の二つの円錐形の盛り砂「立砂」が目に入ります。立砂は、神様が最初に降臨された上賀茂神社の北にある神山を模して造られたといわれ、神様が降り立つ神聖な場所です。上賀茂神社でも一番のパワースポットといわれています。
二の鳥居
(細殿前の立砂)
毎年9月9日には、立砂の前に土俵を造り、烏相撲が奉納されます。
境内には、様々な神事が行なわれる御手洗川が流れています。この川が、全国に知られる「みたらし団子」の名の由来となっています。(川の泡を団子に見立て創作されたことから)
神山湧水といわれる手水舎は、「賀茂別雷大神」が降臨された神山のくぐり水を汲み上げて使用しています。
東側に位置する渉渓園には、古くから龍の住む池があったそうです。この池から出土した「願い石」がパワースポットになっています。
参拝方法は、両手で石に触れ、そのパワーをいただいてから「賀茂山口神社」にお参りする。
(願い石)
また紫式部が何度もお参りしたといわれる片岡社があります。縁結びの神様として知られており、女性の参拝者が多く訪れています。
(紫式部の絵馬が奉納されている片岡社)
紫式部が詠んだ和歌の石碑がありました。「ほととぎす 声まつほどは 片岡のもりのしづくに 立ちやぬれまし」
(紫式部が和歌を詠んだ石碑)
毎月第4日曜日には上賀茂神社の境内で「上賀茂手作り市」が開催されていいます。
時間 9:00~16:00
アクセス
市バス「上賀茂神社前」下車すぐ
市バス「上賀茂御薗橋」下車徒歩3分
地下鉄 北大路駅 下車徒歩約20分
地下鉄 北山駅 下車徒歩約15分
滋賀の名店「そば処藤村」と国宝・彦根城
大河ドラマ「おんな城主 直虎」の井伊家ゆかりの地、彦根城に行ってきました。
彦根城に行く前に、蕎麦の有名店「そば処藤村」に寄ってみました。
そば処藤村は、石臼自家製粉手打ち蕎麦です。楽しみです。
名神八日市ICから約20分の、田園風景溢れる場所にあります。
地元だけでなく、県外からの車も多く見られました。
店内は思っていた以上に広々としていて、座敷もあり落ち着ける雰囲気でした。
メニューは、余計なものは無しのシンプルなものでした。
十割蕎麦を食べたかったのですが、1日限定15食で完売していましたので、おろし蕎麦を注文、細くて固めの麺なので喉越し良く蕎麦を味わうことができます。
出汁は少し濃い目で、濃い目の「そば湯」によく合っていました。余すことなく蕎麦を楽しむことができました。ただし大盛りはありません。
営業時間 11:30~16:00(売り切れの場合は閉店)
定休日は月曜日(祝日の場合は火曜日)
国宝・彦根城築城410年
彦根城は、井伊直継、直孝によって20年の歳月をかけて築城されました。
彦根城の別名金亀城(こんきじょう)の名は、彦根城築城以前に彦根山上にあった寺院に金の亀に乗った観音像が安置されていたためといわれています。
また彦根城は、明治に解体の危機に見舞われましたが、明治天皇が彦根を通られた時に保存するようにと大命を下されたといわれています。
彦根城天秤櫓は、大手門と表門から坂道を登りつめたところにある。
廊下橋(戦時には落とすと伝わる)につながる櫓部分を中央に、左右対称となっているので、天秤櫓と呼ばれています。この橋は映画のロケにもよく使われており、8月26日公開される「関ヶ原」のロケにも使われたそうです。
城内の天秤櫓では、映画「関ヶ原」に登場する甲冑や刀、衣装、小道具の展示・特典映像の放映など特別展を7月8日~9月18日まで行なっています。
(廊下橋)
彦根城の天守は、丸みを帯びた唐破風や切妻破風を駆使した変化のある屋根が特徴です。
内部は、4~5人が入れる広さの隠し部屋と呼ばれる部屋が2階と3階の計4ヶ所あります。
(隠し部屋出入り口)
彦根城天守の最上階に行くまでに、急な階段(勾配60度以上はあろうか)を上って行かねばなりません。特に降りるときはご用心。
また天守から見る城下町の風景は、高い建物がなく、琵琶湖を一望できる絶景でした。
「玄宮園」と「楽々園」
彦根城と隣接する庭園(玄宮園)は、井伊直興が近江八景を模して造った大規模な池泉回遊式庭園です。
(楽々園・御書院棟)
「ひこにゃん」を見たい家族連れが結構いました。
この日は、彦根城博物館に10:30~11:00、13:30~14:00、15:00~15:30
の3回でした。暑さのためか、ひこにゃんは元気がなかったです。
彦根ええもん物産館を開催していました。
近江牛や佃煮、鮒寿司、和菓子、漬物、地酒、ひこにゃんグッズなどを販売しています。2017年3月18日~12月10日まで
彦根城観覧料
彦根城(玄宮園、開国記念館を含む)一般1,000円 小中学生300円
彦根城・博物館 一般1,500円 小中学生550円
アクセス
東京~米原 新幹線で約2時間10分 JR米原~JR彦根普通電車 約5分
下車徒歩約15分
大阪~米原 新幹線で約40分
大阪からJR新快速で約80分
車では、彦根ICから約10分
駐車料金は400円
・二の丸駐車場は2017年12月まで閉鎖
・桜場駐車場
・大手前駐車場